月曜日の朝がくることよりも怖いこと

どんどんメンヘラ化していった。
甘やかされたことが気の毒でもある。
幼い女の子がお姫様の
コスプレをしているのを見かけると
可愛い半面、
王子待ちの大人にはなるなよ?
・・・といらん心配をしてしまう。
会ごとに様々なテーマが設けられていた。
それはほぼ、
男性の参加資格に関係するものばかり。
・職業を限定する会(社名限定まであった)
・身長を限定する会(175cm以上など)
・年収で絞る会(600万以上など)
時に複数の条件を満たすことも求められた。
(600万以上 ➕ 175センチ以上など)
それに引き換え
女性に条件はほぼない。
年齢制限のみ。
男性の参加資格は細々と書かれているが
女性は『○歳までの方』
・・・以上、終わり!
若い女性であったら
何でもOKという構造だ。
男性の身長制限だけは
身体的なことなので、
条件にするにはどうなんだ・・・。
女性にEカップ以上なんて
参加条件が加わったら、
暴動が起きそうだ。
そもそも身長なんて
目視でわかる。
知りたいが目に見えない情報を
条件にしてくれい。
そうなると女性は
年齢や乳になってしまうのかー!!
現実は厳しい。
若く見えるよりも
実際に若いことが大事か 。
確かにお金持ちに見える貧乏と
貧乏に見えるお金持ち・・・。
真実が大事、お互い様であった。
さて、
高身長の会を何度か見たことがある。
そこに来るのは
態度が悪いことで有名な
常連男性ばかりであった。
ただ、縦に長いだけ・・・!!
いつもの見慣れたメンバーである。
中には身長だけ条件を満たしている
石像系(生命反応がない)も多数紛れ込んでいた。
この制限・・・
まるで実りがないじゃないか。
数値的なことであれこれ検討するのは
もっと先の段階でも遅くはなかった。
割とどうでもいい項目なのである。
★ハイヒール450足を盗み、逮捕。
『ロッカーは宝箱だった』(28歳)
他人のサドルや靴で
幸せを感じられるなんて・・・!
価値観の多様性を感じる。
出演していた若いタレントが
『気持ち悪い!!』と、
犯人に対して嫌悪感を示した。
盗むから犯罪なのであって、
正式に売ってもらえば
変態で済む話である。
そんな討論が起きたがタレントは、
『1000万でも無理ですぅ!』と全身で拒否。
あんた、1000万円って・・・。
マイケルジャクソンの遺品クラスではないか。
ちょっと強気な価格設定だぞ。
ここでふと。
大昔の記憶が蘇った。
~~
『聞いてー!ストッキングを
売ってくれって言われたんだけど!!』
友人A子(20代前半)からの報告。
・・・一体、何が起きたのだ。
どうやら道を歩いていたら、
男に声をかけられたらしい。
『そのストッキング、1万円で売ってください!』と・・・。
彼はきちんとスーツを着こなした、
まともな仕事をしている人物に見えたという。
友人は少し迷ったが、承諾した。
ビルの物陰に隠れてそっと脱ぎ、
商品を渡したようだ。
男は代金を払い、
丁寧に礼を言って去ったとのこと。
最後まで良識ある人物だったようだ。
メルカリでいうと『良かった』の評価。
一連の話を聞いて
我々は気持ち悪いとは微塵も思わず、
『また、その人に会いたい!!』
と盛り上がった。(←アホ)
意識して彼が出没した道を使ったが、
二度と出会うことはなかった。
彼女はかなりの美人だったので
スカウトの声がかかり、
高値がついたのでだろう。
私もよく歩く道であったので
すれ違っていたかもしれないが、
売り物にはならないと判断されたようだ。
一般人は普通に働け・・・
神のお告げとして重く受け取る。
あの彼はストッキングを
そっと鞄に忍ばせて
職場に戻ったのだろうな・・・。
微笑ましいというのも妙だが、
きっと幸せだったはず。
飛び込み営業で商談を持ちかけ、
希望価格で取引した。
冒頭の変態たちとは一線を画する、
仕事のできる男である。
守るものがある者だと、
きちんとした手順を踏むのだな・・・と実感。
冒頭で逮捕された面々は、
どれもこれも無職であった・・・。
働いて取り引きしていたら、
違う未来があったはずだ。
それにしても一般美人が1万円か・・・。
タレントとはいえ1000万が
適正価格から外れるのは理解した。