恐怖の婚活回想記

怒涛の婚活時代を振り返り、その恐怖と反省を綴ります。

カテゴリ:婚活 > ヤリ手な者たち編

 友人A子は新型の肉食女である。  『肉食』というとガツガツしており、性に関しても積極的なイメージ・・・。  ところがA子は狩りをすること『だけ』を好む種族であった。  素敵な人を見かけると、ウズウズして声をかけずにはいられない。 店員さんなんて楽勝で、道

 
友人A子は新型の肉食女である。

 
 

『肉食』というとガツガツしており、

性に関しても積極的なイメージ・・・。

 
 

ところがA子は狩りをすること
『だけ』を好む種族であった。

 
 

素敵な人を見かけると、

ウズウズして声をかけずにはいられない。


 

店員さんなんて楽勝で、

道行く他人ですら臆することなく
逆ナンするスキルを持つ。


 

この時点で玄人だが、
世界で戦える必殺技も使ってくる。

 
 

自分とデート中の相手がトイレに立った隙に、

隣の席の見知らぬ男性に名刺を渡したことも。

 

もらった彼も、
さぞかし驚いたであろう・・・。 


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他人に声をかける緊張など
全くないようだ。


 

むしろ彼との縁を逃すほうが嫌で、

話しかけたくて仕方がないとのこと。


強いやつと闘いたくてウズウズする、
戦闘民族サイヤ人なのである。 

天から授かった能力。
 

 

彼女にとっては街を歩いているだけで

沢山の出会いがある。
人口が多い地域
向きの女だ。

 
 

そんな彼女、
お合いパーティは
もどかしくて苦手。


 

気に入った人との連絡先交換が、

カップルにならないと不可能な場合が多い。

 
 

攻められない状況にウズウズする、 

真のハンターである。

 
 

何故かA子には独特のガツガツオーラがない。


 

外見は婚活の教科書に出てきそうな
女性らしいヘアメイクファッション。
獰猛な生物とは誰もわかるまい。
 


A子の勢いは最初の狩り『だけ』で、

その後は一般人に転身して
関係を深める手法をとる。 

 
 

まぁ女性も気軽にナンパしてくるので、

単に人が好きなだけかもしれない。

 
 



『合コンで知り合った人、誘ってもいいかなぁ?』

『気になる人に、連絡なんてできない・・・』

 
 

なんてウダウダしているうちに、

ハンターに全て
持っていかれること間違いなし。


 

自分では相当な勇気で誘ったつもりでも、

肉食女からすると挨拶程度に過ぎない。

 
 

ものすごく素敵!は多くはないが、

ちょっとイイ人なら結構いる。

もっと気軽に動いてもいいのだな。




数年後、A子は合コンで一目惚れした
男性とサクッと結婚した。


熟練された技が『いざ』という時に
役立った例となる。

 

 

友人A子(アラフォー)はとてもおしとやか。 感情の起伏は穏やかでいかなる時も大声を張ることなく、一定のテンションを保っている。  大和撫子とはこんな人だろうな〜と思わせるタイプである。  ところが話を聞いていると、よく旦那さんと喧嘩するらしい。  彼女の夫


友人A子(アラフォー)は

とてもおしとやか。


 
感情の起伏は穏やかで
いかなる時も大声を張ることなく、
一定のテンションを保っている。
 
 
大和撫子とはこんな人だろうな〜
と思わせるタイプである。
 
 
ところが話を聞いていると、
よく旦那さんと喧嘩するらしい。
 
 
彼女の夫は凄まじく熱い男で、
感情の起伏が激しい。
 
 
そんなのと撫子が喧嘩だなんて、
勝負にならんではないか。

 
・・・ところが、両者一歩も譲らぬ
壮絶な叫び合いになると聞き驚いた。

 
さらに夫がコテンパンに
言い負かされることも
しょっちゅうとのこと・・・。
 
 
あんな彼を倒すなんて、
どれだけ強いんだA子よー!
 
 
彼女の肉体から大きな音が出るなんて、
全く想像がつかぬ・・・。
 
 
夫から言わすと、

 
『A子はいつも面白いよー♪
踊りながら(夜の営み)誘ってくるし!』
 
 
・・・ええっ!?
誘う踊りまで・・・!!
 
 
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確かに面白い女なのだが、
捨て身のギャグを放つタイプではない。 
 
 
ボソボソっとセンスのいい言葉を
上品に発するのが彼女の持ち味。 
 
 
ましてや性に関する話題なんて、
ご法度と思われるような雰囲気・・・!
 
 
女友達には決して見せることのない、
第二、第三の顔があるのだろう。
 
 
ギャップがたまらんのか、
彼女はどの恋愛でも
大事にされておる・・・。
 
 
〜〜

 
友人B子(アラフォー)は、
自身の性質を自覚している。
 
 
『私、男の前では全然、違う顔を出すよ!
むちゃくちゃ甘えまくるし♪』
 
 
普段はオッさんのような彼女だが、
これまた男性の前ではB面を出す。
 
 
無意識のA子、
気付いているB子・・・。
 
 
どちらも男性遍歴が濃厚で、
人の3倍くらい経験値が深い。
 
 
持っている顔の数だけ、
人生が広がるようだ。

『うちの姉なんだが、理想が高くて引っ叩きたくなるの!』 困ったように嘆くのは友人A子(既婚)。  10年も彼氏がいない姉(アラフォー)を見かねた親が、お見合い話をいくつか持ってきた。 写真をパラパラと見ては、すぐに閉じる。 『イケメンじゃないから無理!』『う


『うちの姉なんだが、理想が高くて引っ叩きたくなるの!』

 

困ったように嘆くのは友人A子(既婚)。
 
 

10年も彼氏がいない姉(アラフォー)を

見かねた親が、
お見合い話をいくつか持ってきた。

 
写真をパラパラと見ては、すぐに閉じる。

 
『イケメンじゃないから無理!』

『うーん、イマイチ!』

 
 
悪くなさそうな面々であるのに、
厳しいジャッジにて葬った。
 
 
シャッターを下ろすスピードが高速すぎる。
 
 
これは単に「理想が高い」
だけで片付けていいのか?

 

ヒントとなる話を聞いたので、
ご紹介する。


 
~~

 
『最近、死ぬほど合コンに行ったさ・・・』
 
 
そう語るのは25歳のB子。
週に3~4回は参加したそうな。
 
 
仕事も忙しい時期であったが、
最優先に婚活を掲げて活動した。
 
 

そんな日々が3ヶ月ほど続き、悟りを開いた。

 
 
『これだけ行っても彼氏ができないなんて、
私は何てモテないんだーーーーっ!』
 
 
ちなみに彼女は可愛くて性格もよい、

こんな子ですら簡単ではないとは・・・!

 
 
それまでは『なんとかなるだろう』と
漠然とした安心感があったのだが、
血の海を泳ぐことにより現実を見た。

 
『選んでもらえるだけで、ありがたいんだな
・・・と思えるようになった』
 
 
合コン100本ノックにより、
マインドが変わったとのこと。
 
 
数をこなして見えた境地なので、
血の海を泳いでよかった〜♪と振り返る彼女。

 

この話を聞いてハッとした・・・。
 
 

地獄を知っているかどうかが、
『理想の高さ』と呼ばれるものに
響いてくるのではないか?

 
『こんな男、いらん!』
と却下した男性からだって、
自分が選ばれるとは限らない。
 
 
あれもこれもと
門前払いにしている者に共通するのは、
圧倒的な出会いの少なさである。

 
自分が選ばれることが
容易ではないのを知る機会がない。
 
 
理想が高いのではなく、ただ知らないだけ。
彼女たちに悪気はない。
 
 
 


選ばれないと、選べない・・・。

 

本当の意味で理解するには、
地獄体験が一番。
 
 
いや、
できれば地獄なんて体験したくはない!!

 
学生時代の彼氏と結婚するのが一番、
省エネで低コストだと話はまとまった。

 


彼氏ができたり結婚する女子が激増した時期があった。彼女たちに共通しているのが、『素直すぎる』性格だったこと。  『合コンは15回に1回しか出会わないって聞いたから、期待せずに行けたのがよかった~!』  そう語るのは婚約中のA子。  その昔、『自分から』誘った

彼氏ができたり結婚する女子が
激増した時期があった。


彼女たちに共通しているのが、
『素直すぎる』性格だったこと。
 
 
『合コンは15回に1回しか
出会わないって聞いたから、
期待せずに行けたのがよかった~!』
 
 
そう語るのは婚約中のA子。
 
 
その昔、『自分から』誘った男性に
出会った確率を計算したことがある。
下らない調査で申し訳ない。

 
この話を軽い気持ちでしたところ、
A子は『なるほど、目安は15回か』
と胸に秘めたようだ。
 
 
結果、虚しい現場が続いても
想定内だと割り切ったようだ。
 
 
もちろん15回の全てが無駄ではない。

 
相手から誘われて、
恋が始まるケースもある。

 
彼女は更なる飛躍も果たしており、
1回の合コンで1人は必ずデートしていた。


結果、あっさりと婚約。


短期集中で、
かなりの数をこなしていたと記憶している。


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『スカートがいいって言うから、毎日着てるよ~♪』

 
こう語るのはモテ期絶頂のB子。

 
彼女がイケメン多数の部署に、
異動が決まった時のこと・・・。
 
 
『出会いがありそうね~!毎日、スカートで出勤しなきゃ~』

 
私は冗談でこのような
発言をしたそうだ。(←記憶がなし)
 
 
『なるほど、じゃ、スカートで行ってみようかな・・・』


彼女はあっさりと、
キャラチェンジした。

 
さらに『男を毎日、5回は褒める!』
という目標まで自ら追加。

 
結果、部署のアイドルとなり、
彼氏をゲット。
 
 
どちらの友人の例も、
ただの雑談がキッカケであった。
 
 
『ほな試しに、やってみようかな~♪』

 
しょうもない情報なのに
自らアレンジまで加えて
さっと行動に移す素直さは最強。

 
歳を重ねると頑固になりがちなので
彼女たちのような柔軟さを、
いつまでも持ちたいものだ・・・。
 
 
長年彼氏がいない者に注目してみると、
やはり頑固率は高い。
 
 
例え周りからの有益な情報でも、

 
『そういう意見もあるよね~』
と右から左へ。
 
 
しかし何故だか、
占い師に対しては『超』がつくほどに素直!

 
『今年は運勢が悪いって言われてから、何もしないでおく』
 
 
占いこそ『そういう意見もあるよね~』
くらいでいいのでは・・・。


12年に一度の大運気とやらが
数年の間に何度か来ていることに
疑問を持たずに信頼しておる。
 
 
信じるのは一見よいことだが、
『何の分野で』素直になるかが重要であった。


 


『ぎゃー!!私がデカすぎるー!!』友人A子(アラフォー)から悲痛な叫びが届いた。ある集合写真で事件は起きた。レストランにずらりと並ぶ女たち・・・。A子の横には、美意識の高いB子とC子。 素人目にもハッキリとわかるほど、A子の体積が倍である。『遠近法だし、B子とC

『ぎゃー!!私がデカすぎるー!!』


友人A子(アラフォー)から
悲痛な叫びが届いた。


ある集合写真で事件は起きた。
レストランにずらりと並ぶ女たち・・・。


A子の横には、
美意識の高いB子とC子。
 

素人目にもハッキリとわかるほど、
A子の体積が倍である。


『遠近法だし、
B子とC子に挟まれたからだと信じたい!』


気持ちはわかる・・・!!
何かのせいにしないといけないほど、
確実にデカく映っているのだ。


元々のA子を100とすると、
B子とC子は40ほどのモデル体型。


2割増して120に膨れあがったA子だと
その差はさらに歴然。(※解説は文末にて)


遠近法も手伝って、
彼女のサイズは着ぐるみ並に。


『あぁ!!D子ならこんなミスはしないのに!!』


おぅ、懐かしい名を挙げてきたな・・・。
私も同じ人物を思い描いていた。


D子とは婚活時代に知り合った、
合コン女王である。


徹底したプロ意識を持ち、
己を少しでも美しく見せることに命を賭けた。


飲み会には誰よりも先に到着し、
どの席に座ればライティングが映えるのか
全席に座って調査するほどの努力家。


合コンが始まったら終始、
キメ顔で同じ表情を貫いた。


決してバカ笑いなどはせず、
泥酔した醜い顔も見せない。


常に上目遣いでカッと見開いた目、
背筋はシャンと伸ばして、360度・完璧。


彼女ならば集合写真の
膨張ポジションなど避けるであろう。


万一、移動がかなわなければ、
限界まで顔を後ろに下げるなど
何らかの救済策をとるはずだ。

 
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そういう目で
問題の集合写真をよくみると、
1つの事実に目がいった。


全員が既婚者であったが、
顔つきに特徴が出ているのだ。


膨張したA子はじめ、
婚活の末に結婚した女たちは
完全に緊張感の抜けた顔をしている。


私もヌボーっとした間抜け面で
ただ立っているだけ・・・。


なんというか、
『綺麗に映ってやるっ!!』
という気合いが微塵も感じられない。


その中でも一際目立っていたのが、
先ほど登場した美意識の高い
B子&C子である。


昔から変わらぬ気合いの入った表情で
完璧な美を叩き出していた。


タイトルを付けるならば、
『常に戦闘体制』だ。


目には『あの頃』の
強い光をたたえている・・・。


『私もいつまでも戦闘体制の女に見られたい!!by着ぐるみ』


膨張席の女(A子)から、
現役を望む声が届いた。


さらによく見てみると、
鋭い目をしていないのに
一際目立ったいるE子(アラフォー)がいる。


顔の作りだけでいうと、
ナンバーワンの超美形。


ところが常に戦闘体制の
B子&C子のようなオラオラ感はない。


なんなら誰よりも自然体で映っている。


綺麗に映ろう!
という気持ちがないのか、
実物のほうが数段美しいのだ。


老いてもなお美をキープするには、
常に戦闘モードでいるか、
生まれ持った天賦の美。


我々凡人は気を抜いては
すぐに着ぐるみ界へと転落する。


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A子の名誉のために言っておくと、
携帯カメラなどの広角レンズで撮影すると
端のいる人間は2割増しで太って見えるそうな。


集合写真は真ん中キープが吉。
私は今回、それで難を逃れたようだ。
2割も増えている場合ではない。 



   

初のジャニーズデビューでSMAPのコンサートに行ってきた時・・・。幸運にもキムタクに誕生日を祝ってもらった選ばれし勇者がいた。(⇨前半はこちらから)・・・が!更なる幸運の持ち主たちも現れたのである。『今日のラッキーさん』と銘打ったコーナーが始まった。 観

初のジャニーズデビューで
SMAPのコンサートに行ってきた時・・・。


幸運にもキムタクに誕生日を祝ってもらった
選ばれし勇者がいた。
(⇨前半はこちらから


・・・が!
更なる幸運の持ち主たちも現れたのである。


『今日のラッキーさん』
と銘打ったコーナーが始まった。

 
観客5万人の中から
5名が抽選で選ばれる。


お土産でもくれるのか?と思ったら、
なんと5名はステージに呼ばれた。


それもSMAPメンバーたちと一緒に
歌を歌ったり、手を繋いだりと
夢の共演を果たしたのだ。


こんなサービスがあるなんて・・・!驚愕。


『これ、毎回やってるのよ~!』

 
ファンの間ではお馴染行事のようだ。


選ばれし女性たちは
幸せを噛みしめている。

 
そりゃそうだ、
5万人から当選だもの。


ふとモニターを見ると
ノリノリに踊る女性たち
キムタクに肩を抱かれた瞬間だけ、
全員が石化した。


皆、手で顔を隠してしまう。
現実が受け止めきれない!という様子だが
目はしっかりと見開きながら。


他メンバーは親しみやすいのか
普通に接触していたのに、
キムタクには真っ白になる5名。


彼の緊張感は別格なのだろうか・・・。

 
さすがはキムタク、
触れた女、全てを石に変えた。


『いいな、いいなー!あんなことされたら、失神する!』

 
友人が叫んだ。
 

いや、こんな出来事があったら
もう人間界の男を愛せなくなるのでは・・・
彼女たちの今後も心配だ。
 

ドームで5人選ばれたということは
確率は1万分の1。

 
宝くじ1等の当選確率、
1000万分の1。


SMAPと同じステージに立てないようでは
宝くじには到底当たらないのか。

 
もうやめよう、宝くじを買うのは
 

そう思うと自力でキムタクにバースデーを
祝ってもらった子は、
5万分の1を実力で勝ち取ったのか。
運にも頼らず、立派な女性だ・・・。


『これ、東方神起だったら暴動が起きるよ・・・。
ダンサーと絡んだだけでも、悲鳴が上がるもの!』


友が言った。
SMAPは皆のアイドルなのだと。
 

『変よね・・・東方神起と自分は
どうにかなると思ってしまうのか・・・。
どちらも手に入らないんだけどね・・・』


そう、現実はどちらも遠い人たちであった。




その昔おこぼれチケットを頂き、SMAPのコンサートに行くことになった。初のジャニーズ体験である。ロン毛、茶髪、ガングロ3点セットでもギャル男ではなく、しっかりと『キムタク』。どの角度からも見ても美しい、イケメンの天才・・・。『今日、誕生日のお姫様はいますかー?


その昔おこぼれチケットを頂き、
SMAPのコンサートに行くことになった。
初のジャニーズ体験である。


ロン毛、茶髪、ガングロ3点セットでも
ギャル男ではなく、しっかりと『キムタク』。


どの角度からも見ても美しい、
イケメンの天才・・・。


『今日、誕生日のお姫様はいますかー?』


スター・キムタクは
会場に向かって叫んだ。


『はーい、私でーす!』



会場中の女が元気よく挙手、
数万人が同じ誕生日になった瞬間だ。



ぽんとモニターに客席が映った。
若い女性のアップである。


彼女は何が起きたのか理解できず、
呆然としている。


・・・次の瞬間、
会場がはっと息を呑んだ!


彼女の手には
2つのうちわが握られており、
こう書かれていた。


①『拓哉』
②『今日誕生日なの 祝って!』


・・・ま、まさかっ。



『お名前を教えてください』

 

キムタク、彼女に問いかる。



『マリ(仮名)です』

 

マリちゃん、
涙声になりながら答える。



憧れのスターからバースデーソングを

名入りで歌ってもらったのだ。



なんたる幸運・・・奇跡!

 

会場は羨望の眼差し、
マリちゃん号泣。

 

5万人の中から選ばれし勇者である。


『あー!彼女、失神しちゃうんじゃー!?』

チケットをくれた友人が叫んだ。


気絶しても悔いはなかろう・・・。


一生分、いや、
来世まで持って行ける思い出だ。
 


『明日から皆、同じうちわ持ってくるな・・・』


ツイッタ―で情報が出回るのだと、
友は言った。


・・・そう、今日はコンサート初日。
明日から全国で何公演も控えているのだ。


初日で何が起こるかわからない時に
うちわを持ち込んだマリちゃんの勝利だ。


『拓哉』ではなく、
『慎吾​』と書いてあってもダメだし
大勢の中からカメラマンに
見つけてもらった運の良さもある。


色々な要素が重なっての奇跡。


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じゃぁ、私もやろう!・・・と、
人真似をしたところで、
同じことが起こるとは限らない。


人気者に目を留めてもらうには
一番早く行動に移した者のみ、
チャンスは一度きりだった。



血で血を洗う婚活界において、正義とは何か?本日は道徳について考えてみる。  友人に女優のような美女がいる。 他人にも自分にも厳しく、気位の高い女だ。  その人気たるや凄まじく、一般女子では手が届かない男たちでも彼女の前では完全にひれ伏した。   近寄って


血で血を洗う婚活界において、正義とは何か?

本日は道徳について考えてみる。
 
 
友人に女優のような美女がいる。

 

他人にも自分にも厳しく、
気位の高い女だ。

 
 
その人気たるや凄まじく、

一般女子では手が届かない男たちでも

彼女の前では完全にひれ伏した。
 
 
 


近寄ってくる男性も立派な面々ばかり。

 
 
いい男がいない!のではなく、
いい女の周りにはいっぱい生息していた
 
 

ちゃんと世の中、
公平にできていたか・・・。

 
 
常に豊作なので、すぐに彼氏ができる。


それでも彼女、
活動の手を緩めることはなかった。

 
言い寄ってくる男性が現れると、
悪くないと思えばデートに応じる。

 
もっといい男を探したい訳ではない、
チヤホヤされたい訳でもない。
 
 
彼女は元々インドアで、
海外ドラマが大好き!
できれば家から、
一歩も出たくないのだ。

 
『立ち位置確認を、定期的にしなきゃね・・・』
 
 
人間として女性として、
劣化していないか?
確認のための行事である。
 
 
自分はどれほどの扱いを受けるのか?
自分はどれほど彼らを楽しませることができるか?
 
 
ご馳走されなかったら、己の責任。
相手が楽しそうでなければ、己の責任。
 
 
もっと人間力を上げねば!と精進する。
 
 
この姿を見て、
非難する者が現れた。


『彼氏がいるのに立ち位置確認なんて、引くわー!』

 
曲がったことが大嫌いな彼女は、
他の男性と食事に行く姿に嫌悪感を示した。

 
二つの正義がぶつかると、戦争が起こる。
両者の縁はこのあたりから切れた・・・。
 
 
そこから数年・・・。
 
 
立ち位置確認の彼女は本命と結婚、
現在は専業主婦に。
 
 
曲がったことが大嫌いな彼女は、
まさかの不倫に走り出した。
 
 
『これは不倫ではなく、純粋な愛だから!』

 
元がまっすぐなために、
一度突進したら止まらない。

 
この恋はまもなく終わり、
さらに新しい不倫が始まった。


もはや独身の立ち位置確認の方が
ずっとマシな気がするが・・・!

 
 
 
 
あまりに良い子で真面目すぎると、
思わぬところで損をしたり、
不倫の罠にハマったりする・・・。
 
 
ちょっとぐらいずる賢い方が、
婚活界では実力を発揮しているように見えた。

 
・・・そう、誰も助けてはくれない。
 
 
生き延びたいのならば、
己の身は己で守らねばならぬ。
多少のやっかみなど、
大切な人生の中では屁でもなかった。



 ガイアの夜明けでこんな特集が。 『どう生きる!?シングル社会』  高齢者に部屋を貸したがらない大家が6割を超え、特に一人暮らしをするのは困難に。  部屋で孤独死すると事故物件となり、資産価値が下がるのが要因である。 遺品整理をする業者の本を読んだことがあ

 ガイアの夜明けでこんな特集が。

 

『どう生きる!?シングル社会』
 
 
高齢者に部屋を貸したがらない大家が6割を超え、
特に一人暮らしをするのは困難に。
 
 
部屋で孤独死すると事故物件となり、
資産価値が下がるのが要因である。

 
遺品整理をする業者の
本を読んだことがあるのだが、
 
 
放置された遺体の臭い、染み、虫、
現場はかなり過酷・・・!
 
 
清掃費用も数十万かかり、
身寄りがないと大家の負担となる。
 
 
さらには光の速さで
大島てる(事故物件サイト)に掲載され、
永久に記録は残ることに。

 
大家さんの不安もわかる・・・!
部屋が借りられない不安もわかる・・・!
 
 
ここでR65不動産という会社を
立ち上げた男性が出てきた。

 
知的なイケメンが登場。
彼は高齢者専用の不動産業者。
 
 
元々、町の不動産で働いていたところ、
『これが5軒目です・・・』
開口一番そう言った高齢女性の言葉に
ショックを受け、起業を決意。
 
 
なんていい青年なのだ・・・
イケメンの上に志まで立派なんて・・・。
 
 
プロが探しても1件成立させるのに
200件も電話をしなければならないという。

 
途方もなく手間も時間もかかる。
個人で部屋を探すことなど、
不可能に近いと感じさせられた。
 
 
独身の友人がマンションを買おうとしたのも、
こんな未来を想像してなのか・・・。
 
 
私が必死に婚活していたのも、
いつか住む場所がなくなる
・・・という理由もある。

 
派遣・一人暮らし、
マンションを買うにも頭金どころか
日々の生活を回すのがせいぜい。
 
 
元気なうちはいいが、
怪我や病気で動けなくなったら・・・!
 
 
自転車操業な生活ができるのも、
健康があってこそ。屋根と壁が欲しい!
 
 
将来結婚できなかったら、
『幸せの家』を借りて皆で住もう
なんて話が出た。
 
 
単身で断られるならば、
徒党を組むしかない・・・!
 
 
女のほうが寿命が長いし、
幸せの家に集結できるのは
なにも独身者に限ったことではない。
 
 
20〜40代のうちはライフスタイルにより
ついたり離れたりする女たち。
 
 
長い目で考えると、
ほんの10年、長くても20年の話。
 
 
最後に大集合するためにも、
女友達は大事にしようと決意。
 
 
 

街を見渡してほしい・・・。
 
 
どこに行っても婆様集団が
楽しそうにお喋りしているではない。

 
結婚だ、妊娠だ、子供が、
なんて言ってるのは今だけなのである。
 
 
大集合に向けて、R65不動産の
社長には長生きしてもらいたいものだ。