恐怖の婚活回想記

怒涛の婚活時代を振り返り、その恐怖と反省を綴ります。

カテゴリ:婚活 > 時間の無駄シリーズ

先に言っておく。最初から最後まで、本当にしょうもない。   出会いはクラブであった。 のっけからいかにもで申し訳ない。 彼は昭和顔のイケメン(以下、昭和)で、 軽い感じの男であった。 絶対にロクでもない展開になる予感はあったのだが、 後日食事に行くことになる。
先に言っておく。


最初から最後まで、
本当にしょうもない。
 
 
出会いはクラブであった。
のっけからいかにもで申し訳ない。


は昭和顔のイケメン(以下、昭和)で、
軽い感じの男であった。


対にロクでもない
展開になる予感はあったのだが、
後日食事に行くことになる。


彼が予約してくれた店は
ブラックライトが灯る店内に水槽という、
いかにもなレストランであった。

 
 
昭和と話していて妙な違和感を感じた。
彼は全く、私の話を聞いていないのだ。


何を話しても、
以下の主張を繰り返していた。
 
 
『俺と付き合おう。そして、今夜は泊ろう』
 
 
・・・出た、このタイプは・・・!
頭の中で妖怪ファイルを検索した。



『このセリフを言えば、女は喜ぶだろう』
お化けであった。

 
『可愛いね』 『好きだよ、本気だよ』
似たようなセリフの繰り返しで、
まるで会話が成立しない。


どの角度から話を振っても、
昭和の台本通りの筋書きに戻される。


録音されたテープと会話をしている気分・・・。


 

 
 
彼は終始ドヤ顔、
キメポーズにて気取っている。


『この女、俺にメロメロだな!』
・・・そう顔には書いてあった。
 
 
チャラ男ではなく、
チャラ男に憧れてる者だったかー!


これは一番、厄介な妖怪だ。

 
昭和は最後まで、
したり顔でセリフの朗読を続けていた。
 
 
顔は悪くないのだから、
売り方を変えた方がいいのでは。


誰か、彼を助けてやってくれ・・・
ついでに私も助けてくれ。

 
 

誰も幸せになれない、

負のオーラ漂った空間となる。


 
しつこい攻防戦の末、
ようやく開放された。


飲食代を請求されなかったのが、
唯一の救いであった。


 
  
・・・何だろう、この疲労は。


最初から
わかっていたではないか。
どうしようもない展開になると・・・。
 
 
むしろ本物のチャラ男であったら
女慣れしており、
会話も楽しかったであろう。


モテない者の独り言を
聞いていただけに過ぎない。


時間の無駄な予感はしても、
とにかく行ってみる。


足腰が丈夫なうちは
全て断らずに参加してみる。


何が起きるかはわからぬ。
いや、わかっていた・・・^^;


 

『あれは怖かった・・・』  友人A子が婚活パーティーに参加したときの話をしてくれた。(当時27歳)  その日は美人のB子と会場入り。  A子もB子も、初めての婚活パーティーであった。  勝手も分からず、ドキドキ・・・。  これがテレビで見たことがある、お見合い回
『あれは怖かった・・・』
 
 
友人A子が婚活パーティーに参加
したときの話をしてくれた。(当時27歳)
 
 
その日は美人のB子と会場入り。
 
 
A子もB子も、
初めての婚活パーティーであった。
 
 
勝手も分からず、ドキドキ・・・。
 
 
これがテレビで見たことがある、
お見合い回転寿司か。
 
 
男性が1人ずつ席を回る、
恒例の行事にも感動。
 
 
続くフリータイムで異変が起こった。

 
B子のもとに男性が殺到したのだ。

 
参加男性の8割が並んだと言っても
過言ではない。

 

『フリータイムでーす!』の号令で
真っ先にすっ飛んできたのは、
いかにも常連オーラむんむんの、
冴えない中年男性たち。

 
全く会話が盛り上がらないにも関わらず、
彼らの猛アタックが凄まじい。
 
 
常連たちがB子を完全包囲し、
他の男性は全く近寄れない事態に。
 
 
結果、三度のフリータイムを
彼らの相手だけで終わらせてしまう。
 
 
新規の若くて綺麗な女性は、
餌食になりやすい・・。
 
 
常連たちはパーティーの
流れを熟知しているので、
誰よりも早く女性の元に駆けつけ可能。
 
 
無駄のない動き、
プロなのである。
 
 
B子が疲れきった頃、
パーティーはお開き・・・。
先に女性の退出が促された。
 
 
カップリングしなかった女性は
そのまま解散の運びとなる。
 
 
A子はカップリングしたため
エレベーターの下で男性を待ち、
B子は誰の名前も書かなかったので、
一足先に帰宅することになった。
 
 
さて、A子が男性を待っていると、
血相を変えてエレベーターから
飛び出してきた男性がいた。
 
 
先ほどB子を熱心に口説いていた、
常連の1人である。
 
 
彼は我先にとエレベーターに
乗り込んできたのだろう。
 
 
たった1人で地上に降り立ち、
首が千切れるほどグルグル回して
辺りを見渡しているではないか。
 
 
まさか・・・
B子を探しているのでは・・・!
A子の背筋に戦慄が走った。
 
 
男性はスプリンターよろしく
軽快なダッシュにて消えていった。

 
幸い、B子が向かった先とは
反対側の道である・・・。

 
ところがすぐに息を切らせながら戻り、
A子にまくし立てたのだ。
 
 
『髪の毛が長くて、
青い服を着た女性を見ませんでしたかっ!?』
 
 
ひぇっ!
間違いなく B子のことだ・・・!
刑事の聞き込みか。 
 
 
もちろん教える訳もなく、

そのまま諦めたようだ
・・・この日は。

 

後日談があった。

 
彼はパーティの運営側に電話をし、
驚愕のコメントを残していた。

 
『B子さんに僕の連絡先を教えてください!
彼女は僕のことを気に入ってるはずですから!』
 
 
『・・・と、おっしゃっていますが、
どうなさいますか・・・?』
 
 
申し訳なさそうな声で、
確認の電話が入ったのだ。


気に入ってたら名前書くって。 
むしろ一番、厄介だった男性である。

 
どこをどうして、そうなったのか。
 
 
『気持ち悪かったので、結構です・・・!』
 
 
アッサリとお断り。
二度とそのパーティーに行くこともなかった。
 
 
人気がなさすぎても困るが、
人気が出すぎても疲れるのであった。
 

生霊と遭遇してしまった・・・。あれは金曜日のことである。  『今夜、合コンなんだけど、場所がここなのよ・・』  A子(アラサー)から見せられたホームページが、歌舞伎町の雑居ビル居酒屋。 異常な程に激安な飲み放題コースだ。 学生の頃この手の店に行き見事に全員が
生霊と遭遇してしまった・・・。
あれは金曜日のことである。
 
 
『今夜、合コンなんだけど、場所がここなのよ・・』
 
 
A子(アラサー)から
見せられたホームページが、
歌舞伎町の雑居ビル居酒屋。

 
異常な程に激安な
飲み放題コースだ。

 
学生の頃この手の店に行き
見事に全員が酔い潰れ、
友を担いで運んだことがある。
 
 
気絶した人間の重さを
初めて知った夜だ。 
 
 
少し嫌な予感はするが、
店は関係ないだろう。


いい人材は
どこに転がっているかわからない。

 
・・・さて、
合コンが終わった時間帯となった。
 
 
A子から連絡がなかったので、
便りがないのは良い便りだと信じた。
(※悲惨な飲み会の時は、終了時に連絡がくる)
 
 
ところがその晩、
彼女が私の夢枕に立ったのだ。
 
 
『・・・本当に、酷い飲み会だった!!』
 
 
語りだす姿が非常にリアルで、
夢とは思えない感触。
 
 
・・・友の身が案じられる。
何かあったな。

 

 

ほどなくして 
生霊とは別の友人B子(同じ合コン参加者)から

 
『本当に酷い飲み会だった・・・』
と連絡がきた。
 
 
やはりーー!
あれは夢ではなかったのか。
 
 
聞く所によると、
店は非常に汚く、異臭がした。
 
 
座布団などの布製品は
シミだらけのクッタクタで、
触りたくもないほど。
 
 
床も机も謎のベタベタで、
清潔感のかけらもなし・・・。
 
 
入った瞬間に、
『ここで死にたくない・・・!!』
と思ったそうだ。

 
そんな第一印象の飲食店が
あるのだろうか・・・。
 
 
肝心のメンズたちだが、
全く会話がかみ合わない
&デリカシーゼロ。

 
『俺、彼女とかいらないし~』
など謎の上から目線の者もいれば・・・。
 
 
放つ言葉の一つ一つが
嫌味&偏屈オンリーの、
絡みにくい者がいたり・・・。
 
 
百戦錬磨の女たちではあったが、
非常に苦しい時間であった。
 
 
しかし、
顔に出さない彼女たちのお陰で
男性陣は妙に大盛り上がり。

 
『飲み放題、延長でっ!』

 
彼らがぬかした瞬間に、
女性陣の魂が抜けた。

 
この地獄に終わりはないのか・・・。
HPの低いメンバーは死にかけている。
 
 
不幸中の幸いで、
飲食代は出してもらえた。

 
ありがとう、ご馳走様!(=脱出だ!)
お礼を言うと・・・。
 
 
『二次会は女の子に
出してもらうけどね!』

 
・・・誰も
二次会に行くとは言っていない。

 
 一秒でも早く帰りたい!
と顔に書いた。
 
 
少しは空気を読んでくれ。
この笑顔は作りものだ。
 
 
命からがら逃げ出し、
女子だけで餃子の王将にて二次会。
 
 
一番楽しい時間であったそうな。

 
なんだか色々な要因が重なり、
激烈な苦痛となって襲いかかった。
 
 
友人の念が風に乗って、
私の元に届いたのだ。

 
女性陣の苦痛を
まるで理解していないようで、
男たちは『楽しかった!』
とデートに誘ってくる。
 
 
片や苦痛、片や楽しい・・・。
 
 
これほど双方の受け止め方が
違うって・・・!


どんな夜になるかわからない故、
戦友の選定は大切。


心強い味方がいれば
王将の二次会で英気を養える。



『一つだけ、忘れられない合コンがある・・・』 友人A子(アラサー)が言った。 その日は商社の男性4名が対戦相手であった。 見た目は至って普通、おかしなところはない。  ところが、異変はすぐに現れた。 横柄な態度で店員を呼びつける彼ら。  『おい、お前!来週
『一つだけ、忘れられない合コンがある・・・』

 
友人A子(アラサー)が言った。
 

その日は商社の男性
4名が対戦相手であった。

 
見た目は至って普通、
おかしなところはない。
 
 
ところが、
異変はすぐに現れた。

 
横柄な態度で
店員を呼びつける彼ら。
 
 
『おい、お前!
来週の金曜、同じ時間で予約!
今日と同じ人数ね!』
 
 
なんと、次回の合コン予約を
女性陣の前で取り付けたのだ。
 
 
『来週はCAと合コンなんだよ〜!』
 
 
特に悪びれた様子もなく、
堂々としている。
 
 
その後も下ネタあり、
自慢ありの
苦しい時間が刻々と流れた。

 
早く帰りたいー!
願いはそれだけだ。
 
 
A子が限界を感じていたころ、
友人B子がトイレで席を立った。
 
 
彼らの横を通り抜けたその刹那、
1番クセの強い男性がB子の
背中を眺めながら・・・
 

 
『あいつとヤりてぇ〜!』


 
全員に聞こえる声で発語した。
女性陣はドン引き。
 
 
その様子を察した別の男性が、
謎のフォローを入れた。
 
 
『俺たち、Death4(デスフォー)って呼ばれてるからさ!』

 
花より団子のイケメン金持ち4人組
F4(エフフォー)にかけて、
死んだ方がいいゲス集団・
D4(デスフォー)だと名乗り出た。

 
『俺たち、死んだほうがいいよな!』
アハハと仲間内だけで盛り上がる。

 
そんなことを言う奴らほど、
無駄に長生きするのが人間界。
 
 
こちとらデスフォーではなく、
エフフォーと出会いたい。

 
ようやく解放されたころ、
命の灯火が消えそうなほど
疲労していた。

 
途中で逃げ出したかったのだが、
できない訳があった。
 
 
友人C子がデスフォーの1人と
なぜだかいい感じなのだ。
 
 
妙な薬でも盛られたのかもしれぬ。
 
 
相手の彼もなかなかクセの強い
とんでもない男であったが、
友のため、チームで耐え抜いた。
 
 
その甲斐あってか、
なんと彼らは結婚したというので驚く・・・!
 
 
この日の合コンメンバー全員が
結婚式に呼ばれたものの、
 
 
『なんであんな奴と・・・』と
最後の最後まで謎が残ったそうだ。
(ちなみに現在は離婚)
 
 
 

『今日は酷すぎる!逃げろ!』
という日でも、

 
仲間の1人にとっては
『アリ』かもしれない。

 
どこをどう見てもナシの会でも、
自己判断を下せないのが
チームプレイである。
 
 
こうして友情が磨かれていき、
ネタが蓄積されていく・・・。
 
 
また男性メンバーのレベルが高く、
1人だけ妙な彼が混じりこんでおり、
 
 
『あの人以外は全員、よかったね〜』
 
 
などと軽く感想を述べたら、
その妙な男性と
友人が結婚してしまったという
気まずい例も報告されている。
 
 
自分にとってはナシでも、
誰かのアリ・・・!
 
 
そうでないと人間が余ってしまい、
自分も余ってしまう。

 

 


酒好きのA子(アラフォー)がくたびれていた。 『失礼な男に出会ったわ・・・』  合コンで出会った男性から話題のレストランに誘われた。 特におかしな点はなく、むしろ楽しかったと記憶している。  異変が見られたのは店を出てからだ・・・。  少し酔ったように見えた
酒好きのA子(アラフォー)が
くたびれていた。

 
『失礼な男に出会ったわ・・・』
 
 
合コンで出会った男性から
話題のレストランに誘われた。

 
特におかしな点はなく、
むしろ楽しかったと記憶している。
 
 
異変が見られたのは
店を出てからだ・・・。
 
 
少し酔ったように見えた彼が
サラリと放った。

 
『二軒目どうする?それともセックスする?』

 
・・・な、
なんと言いました?

 
うっかり聞き逃しそうになるほど
ナチュラルに発語された。
 
 
昔、流行った
『肘って10回言って~?
(膝を指しながら)じゃぁ、ここは?』

 
にちょっと似ている・・・。
うっかり間違ってしまうアレだ。
そんなセコさを感じる。
 
 
A子は『二軒目に行く』を選択した。
思えばこれが、始まりであった・・・。
 
 
酒が進むにつれて、
彼の様子は変化していく。
 
 
先ほどまでは温厚に見せかけていたが、
どんどんキャラがおかしなことに。
 
 
『君、いくつなの?』
 
 
39歳だと答えると、
 
 
『へーじゃ、子どもは諦めたんだね?』

 
一言も諦めたとは言っていない、
勝手に決めつけるな。
 
 
その後も彼女の恋愛話を聞き出しては、
文句で飾って返答してくる始末。
 
 
モヤモヤとした時間を重ねた。
 
 
さらに泥酔状態となった彼は、
『次の店いく?それともホテル?』

 
先ほど失敗した作戦だが、
まだまだ諦めない粘りを見せる。
 
 
気分が悪いので帰りますと言うと、
急にしおらしくなって謝罪する彼。
 
 
強気になったり弱気になったり、
アップダウンが激しい。
メンタルが心配だ。 
 
 
時間も遅いので・・・と
帰ろうとした彼女に向かって、
 
 
『わかったよ!じゃあな、ヤリマン!』
 
 
大声で突き放してきた。
なんという逆ギレよ。

 
もちろん、
そんな話題は一切出していない・・・。
 
 
 
 
翌朝、『全て覚えていない』と
謝罪のメールが届いた。
 
 
・・・出たー!
記憶にないと言えばオールOK作戦かい。
 
 
酒飲みの彼女は
酒飲みの気持ちがわかるのだろう、

 
『もう彼とは会わないほうが、いいよね・・・?』
 
 
会う選択肢も考慮されており、
最大級の恩赦を感じた。
 

万一うまくいったところで、
酒癖は治らんので苦労する。
 
 
二次利用ということで、
彼の周りのまとも男子を
探したほうが良さそうだが。

 
この手の物語は
酒豪女に起こりやすい・・・。

 
カフェでお茶していれば、
見えなかった醜態である。
 
 
いや、遅かれ早かれこうなるならば、
最初から酒を盛ったほうがよいのか・・・。
 
 
本性をあぶり出すのに
便利なツールでもあった。

 


会社四季報を見ていたところ、同僚A男が話しかけてきた。 『年収とか書いてあるでしょ?本当に稼いでる会社は載ってないんだよ』  彼の学生時代の友人に、年収1億を超えるB男がいる。  社名は忘れてしまったが、人のお金を運用する仕事のようだ。  合コンに何度も一緒
会社四季報を見ていたところ、
同僚A男が話しかけてきた。

 
『年収とか書いてあるでしょ?
本当に稼いでる会社は載ってないんだよ』
 
 
彼の学生時代の友人に、
年収1億を超えるB男がいる。
 
 
社名は忘れてしまったが、
人のお金を運用する仕事のようだ。
 
 
合コンに何度も一緒に行ったが、
稼ぎ頭・B男が自慢している場面を
一度も見たことがないそうな。
 
 
それどころか、目立たずに謙虚。
むしろモテないほうだという。
 
 
よほど見た目か
性格に難ありかと思いきや・・・、
人を一切悪く言わない人格者とのこと。
 
 
写真も見る限りは
イケメンの部類・・・。
(ストライクゾーン広いが)

 
平面図からでも十分にギラギラした
オーラが見て取れた。

 
本当にこれが、
目立たない男なのだろうか・・・?
 
 
奥さんの写真まで出してきたので
覗いてみると、
女子アナのような清楚美女が。
帰国子女のエリート同士のようだ。

 
お似合いの夫婦なのである。
 
 
私が婚活時代に合コンに
行きまくったのを知っているA男・・・。
 
 
『多分、B男が来ても
大物だと気付かないと思うよ?
うまく言えないんだけど、
気配を消すんだよー!』
 
 
女が近寄らないように、
あえて目立たなく
振る舞っていたそうだ。
 
 
いや・・。それでもデキ男オーラが
毛穴から溢れ出ているんじゃないのか。
 
 
むしろ謙虚なほうが
モテるだろうし・・・。

 
彼が不人気なんて、
どうも信じられない。
 
 
『あいつ、女の股間とか触ってたからなー』
 
 
・・・それじゃー!
初対面で股間はおかしかろうに。
 
 
『でも、下着の上からだよ?』

 
・・・当たり前だ、
公衆の面前である。 
何が『でも』だ。
 
 
布を一枚かませたらオッケーと
言わんばかりだが、アカンて。
 
 
聞けば相当酒癖が悪いようで、
カラオケでは堂々と女子のスカートを
たくし上げタッチ。
 
 
随分と立派な人格者であるな。
 
 
もはや彼に限っては、
『俺は金を持っているぞ!』と
声高にアナウンスしたほうが
辻褄が合うじゃないか。

 
エロだけが悪目立ちして、
他の印象が残らない。
 
 
『あいつは力あったなぁ・・・』
 
 
B男が称えられているのだが、
どうも話が入ってこない。
 
 
人前でスカートをめくるのは、
正々堂々としていて男らしい?が、

 
あくまでもテーブルの下で
触る男との比較に過ぎず、
低レベルな争いとなる。
 
 

酒に酔って
ベタベタ触ってくる合コンを
悲劇カウントしていたが、

 
同性の友人から見ると、
酒癖やお触り行為はマイナスにならず、
(むしろ武勇伝視!)
人格とは別カウント視している。

 
これが初対面の異性からみると、
ただの酔っ払いオヤジでしかない。
 
 
そうなると酔っ払いに
もっと優しくして
おくべきだったのか・・・。
 
 
いや、ただの酔っ払いに
過ぎない可能性・9割。
 
 
まぁ私が年収1億の男だったら、
女性に気後れなどしないだろうな。
怖いものなど何もない。
 
 

ママ友から、合コンのセッティングを頼まれた。  『幹事がワガママな俺様系だけど、大丈夫な人がいれば・・・!』 聞けばマンハッタン赴任から帰ってくる男性がいるそうだ。  とにかく性格が強烈なので、対応できる人材を・・・とのこと。  頭には百戦錬磨の女たちが
ママ友から、
合コンのセッティングを頼まれた。
 
 
『幹事がワガママな俺様系だけど、
大丈夫な人がいれば・・・!』

 
聞けばマンハッタン赴任から
帰ってくる男性がいるそうだ。
 
 
とにかく性格が強烈なので、
対応できる人材を・・・とのこと。
 
 
頭には百戦錬磨の女たちが浮かんだ。
 
 
どのような現場でも、
どのような人物でも
切り抜けられる戦士たち・・・。
 
 
中でも酒乱美女のA子(アラフォー)を
中心に組んだらどうだろうか。
 
 
彼女も強烈キャラのため、
普通の男性では太刀打ちできない。
トーク力がすごいのだ。
 
 
もしかしたら俺様キャラと
抜群に相性がよいかもしれない。
 
 
逆に、これ以上ないくらい
いがみ合いの試合になるかもしれない。
 
 
どんな化学反応が起こるか、
カップル誕生となるか・・・!?
 
 
東西横綱の対決である。
 
 
〜〜

 
俺様の彼はとにかく凝り性で
流しソーメンが食べたいとなると、
 
 
『今から竹を切りにいくぞ!』
ソーメンを流す、
竹から狩りに行くタイプ。
 
 
周りの友人を無理やり巻き込んで、
早朝から車を走らせるのだ。
 
 
そんな彼が合コンにいくと、
気になる項目が多く出てくる。
 
 
当日は春巻きと餃子が
メニューに登場したようで・・・。
 
 
『君たち、この春巻きを包んで?
性格と生活力を判断するから!』

 
女性陣の包み方を見物して、
この遊びがおもしろい!とご満悦。
 
 
肝心の結果は教えてくれず、
1人でニヤニヤしているではないか。
 
 
見世物で楽しむ、
貴族の立場である。

 
彼は餃子の具はもちろんのこと、
皮から手作りする料理好きとのこと。
 
 
ラー油も好みのものを作成するために、
2日ほど家にこもるというのだ。
 
 
そんな凝り性の人物に凝視されながら
餃子を包むプレッシャーといったらー!
 
 
彼の中では全員落第だったようで、
その後の料理で女性の1人が
 
 
『このスープって美味しい!
何が入ってるんですかね?』
 
 
と独り言を言おうものなら・・・
 
 
『春巻きの皮も満足に包めない奴が、
そんなこと聞くのは早い!』
 
とピシャリ。

 
そこまで真剣に聞いてはいない、
ただの日常会話である。
春巻きを引きずりすぎだ。
 
 
終始こんな感じで俺様が続き、
逆に清々しいと感じた女性陣たち。
 
 
・・・ところが最終的には、
彼がコテンパンにヤラれたのだ。
 
 
『あいつはすごい・・・!』

 
なんと、俺様を上回るパワーで
酒乱美女A子が制圧した。
 
 
この空気を変えるとは、
やはり巨大なパワーを持っている・・・。
 
 
強大な二つの力は交わることなく、
カップルは成立しなかった。
 
 
キャスティングは不発!
 
 
メンバーは酒乱ではなくて、
カレー粉を一から手作りするB子
の方が適任だったか・・・。


今となっては知る由もなし。


no title
 
 
何事も相性がある。
 
 
どんなに強烈でも凸凹がピタリとハマる
相手が世界のどこかにいるはず!


万人にウケなくてよい、
一人だけを見つけたらよい。 

目には目を、強烈には強烈を・・・。 




 

 

 

ある合コンの翌日・・・。『昨日は楽しかったです!酔っ払ってごめんなさい!来週みんなで●●ってお店に行きませんか?』幹事男性からメンバー全員に一斉メールが届いた。『こちらこそ、どうも〜♪・・・』返してみるも、他の女子から返信がない・・・。待てど暮らせど誰か
ある合コンの翌日・・・。


『昨日は楽しかったです!
酔っ払ってごめんなさい!
来週みんなで●●ってお店に行きませんか?』


幹事男性からメンバー全員に
一斉メールが届いた。


『こちらこそ、どうも〜♪・・・』


返してみるも、
他の女子から返信がない・・・。


待てど暮らせど誰からも来ず、
翌日以降に社交辞令が
パラパラと届き出した。


それも短文のサラっとした内容で、
お誘いも丁重にお断りしている。


彼らは見た目もよく、礼儀正しく、
総じて好印象であったのだが・・・。


明らかに嫌悪感漂う、
女子からの雰囲気・・・。
一体、何が起こったのか。


私は一次会で退散したが、
以下、二次会に行った者からの伝聞である・・。


1軒目までは大人しくしていた彼ら。


女子をタクシーに乗せてからは、
いきつけの店に行きたいと言い出した。


『Aって店があるから、行こう!』


Aはナンパスポットで有名な、
これ以上ないチャラついた店なのである。


合コンの二次会で
行くような場所ではない。


女性陣は他を提案してみるも、
行きたい、行きたいと騒ぎ出す。


仕方なく付き合うことにしたが、
着くなり、テキーラの
一気飲みゲームが始まった。


提案した本人が自爆したようで
ゲロゲロ状態となり、
トイレに引きこもるハメに。


他の男性陣もヘロヘロとなっって
店内をナンパしながら
徘徊しているではないか。


このまま置いて帰ろうかとしたが、
すでに終電を逃して夜も深い。


彼らが送ってくれると言ったので、
置いて帰るわけにもいかず、
ゲロゲロの回復を待つことに・・・。


全ての酔いどれを集結させて、
宴もたけなわ、これにて解散!とした。


家の方角によって、
分かれてタクシーへと乗車。


A子は草食系の男性と一緒になったが、
2人になった途端、尻を揉み出し、


『このまま、ホテル行こうか』


などと言い出すではないか。
あの大人しかった彼はどこにもいない。


断れども断れども、
ホテルに行こうの一点張り。


驚いた・・・、
そんな人物に見えなかった・・・。


何とか彼をまいて脱出し、
無事に帰路に着いた彼女。


翌日、彼らからの謝罪メール、
『酔ってごめんなさい!』
へと繋がったのだ。


喧嘩や痴漢事件で逮捕された人物が、
『酒に酔って覚えていない』などと言うが、
酒のせいにできたら警察はいらん。


酔うと本性が爆発するので、
『酔っていたので自分ではない』ではなくて、
『こんな一面もあった』というだけ。


普段は制御して表に出さないだけで、
その人の一部ではある。


アル中で通院している友人がいるのだが、
万単位で隠れ患者がいると
医師が言っているとのことだ。


もちろん本人には自覚がなく、
ただの酒好きだと思っているはず。


我が友人にも怪しい者が数名いる・・・。
自力で制御できないのは危険信号。


病となると要治療だが、
ただの酒好きの『覚えていません』は
出会いを台無しとする確率大。


no title


とは言え、ジョンレノンの名言・・・


人間の大半は土曜の夜にウイスキーを
空けた勢いで産まれてくんだよ』


適量ならば、
人類の繁栄に一役買ってくれる。


人が生まれる程度の、
可愛い酔いどれを目指したい。




ネット婚活中のA子(アラサー)が最近の傾向を述べた。『二言目にはお茶をしよう!って人が多い!』メールのやり取りをしていざ『会おう!』となるとなぜか『お茶』を指定される。昼間の時間ならばともかく、平日の19時に待ち合わせてのお茶・・・。食事でもいい時間帯に思え
ネット婚活中のA子(アラサー)が
最近の傾向を述べた。


『二言目にはお茶をしよう!って人が多い!』


メールのやり取りをして
いざ『会おう!』となると
なぜか『お茶』を指定される。


昼間の時間ならばともかく、
平日の19時に待ち合わせてのお茶・・・。


食事でもいい時間帯に思えるが、
彼なりの考えがあるのだろう。


①いきなりお酒だと女性が警戒しないように・・・。
②いきなりお酒だと出費が痛いから・・・。
③タイプでない女性が来た時、すぐ切り上げられる。
④フライパンを売りたい


おそらく②か③・・・。
ネガティブな理由である。


〜〜 


ある男性と面会日は決まったが、 
『じゃ、お茶しましょう!』
とにかくお茶推しの彼。


ホテルのラウンジでもなく、
駅前のチェーン店にて開催。


混雑により30分ほど
立って待つというスタートだ。
幸先は暗い・・・。


この日はランチタイムであったが、
やはりお茶のみの彼。


なんと5時間も話し込んだというのだ。


お茶ってさ、
ものすごく深い話までいくの!
食事みたいに気を散らすものもないし』


なるほど・・・!


『喋る』しかすることがないのだ。
話に集中できるメリットはある。 


食べるものもなければ、
手を動かすこともないし
目をそらす対象物もない・・・。


相手を見たままなので、
眉間が痛くなったという彼女。 


酒の力で盛り上がったように感じて、
スッカスカのトークをするよりは
人となりは知れるようだ。


初対面の人と5時間・・・
さすがに疲れて解散となったが、


もう帰っちゃうんですか?』


お茶をプッシュしてきた彼だが、
お茶が終わるとゴネ出したのだ。
始まりがあれば終わりもある。 


眉間の痛みも限界を超え、
早く解放してほしい彼女。


駅の改札で帰る、
帰らないの押し問答を
30分ほど繰り広げ、疲労はMaxに。


ようやく解放されて帰路につくと、
彼からメールがやってきた。


『今日はこんなことになって残念です。
もう会うこともないので、
連絡先を消してください』


なんのこっちゃー!
 
 
ただ解散しただけで絶縁宣言、
彼女は素直に連絡先を削除した・・・。



0


数ヶ月後・・・。


見知らぬ番号から
鬼のように着信があった。
それも数十件も。
 

さらにショートメールが・・・。


『●●です。話があるので電話しましょう』


あの時の男性ではないか!
今さら一体、何の用事があるのだ。


何の用ですか?と返信しても、
『冷たいですね、話をしましょう』
とにかく電話をと譲らない。


仕方ないので話すことに。
鬼電の主はやはり彼なのであった。


番号を登録していなかったので
わからなかったと告げると、


『ええ!?番号消したんですか!?
登録してください!』


おいおい、連絡先を消してくれと
頼んできたのはお前だろう。


登録はわかった、
で?用件は何なのだ?
彼は堂々とこう言った。


『とくに用事はないんだけど・・・』


ないんかーい!!


あの鬼気迫る電話と
ショートメールは一体・・・。
どう見ても緊急事態だろう。 
何だかゴニョゴニョと歯切れも悪い。


『じゃぁ今度、またお茶でもしましょう・・・』


今度はA子自身がついつい
『お茶』と言ってしまった。



彼からの回答は、

 
『断ります』


熱が出そうだ・・・。
流れ弾に当たった気分である。


本気で会いたいわけがないだろう、
社交辞令じゃい!電話切りたいだけだ。


5時間も話してわからなかった・・・。
眉間の痛みはただの疲れだったか。


『最後はトランス状態だった、
お茶は2時間までに限る!!』


何事も過ぎたるは及ばざるが如し。
疲れる前に撤収を!