オナベの友人と、ゲイバーに行くことになった。
(※生物としては女性だが、”彼”と表記させていただく)

彼は非常に男っぷりがよく、サービス精神が旺盛。
気遣いの達人である。

恋愛相手はノンケ(ノーマル女性)ばかりだが、
大変にモテるのだ。

現在も一回り歳下の美女に惚れられ、
私といる時もLINEの嵐が来ていた。

これは面倒そうな女だな・・と思ったら、
『いや~面倒な女って、大好きなんだよー!』

なんと・・あんたは仏か!

『面倒な子って、自信がない女の子でしょ?
自信を持たせてあげたら、いいんだよ!』

それは彼女が可愛いから
盲目になっているだけでは・・。

その他にも、彼の作戦として、
・人の褒めないところを見つけて褒める。
・恥ずかしい台詞でも、相手のためにどんどん言う。

どれもこれも普通の男性では、
完璧にできる者は少ない。
他者と差がつく、接客努力をしている。

さらに、ただの友人の私にも奢ってくれた。
『歳下の女の人から、お金なんて取れないよ!』

今まで割り勘にされた時の恐怖が、
走馬灯のように浮かんだ。

奴らに、彼の爪の垢を煎じて飲ませたい。
さて、ゲイバーで若いイケメン店員が出てきた。

『シンデレラの、デラ子(仮名)でーす♪』
このデラ子がまた、ヤリ手。

我々の隣にいたグループをどっかんどっかん笑わせ、
あっさりと高級シャンパンを入れさせた。

聞けばまだ、21歳だという。
末恐ろしいデラ子・・やりおるわい。

『デラ子のことタイプだっていうお客さんでも、
本気になってくれる人なんていないのよね~!』

デラ子・・酒の席の戯言にはもう、
慣れきったご様子である。私は聞き耳を立てた。


『だから、考えたのっ!朱肉を持ち歩こうかと思って!』

デラ子曰く、付き合おうと言われたら
『契約書』として判を押させる。

・・なるほど!大胆な作戦だ。

『結婚しよう』なんて軽口を叩く男がいたら、
すぐに朱肉を登場させるのだ。

法的な縛りはないかもしれないが
こいつに適当なことは言えないな・・と牽制にはなる。

結婚をチラつかせられて、
待つ女が世の中には沢山いるのだ。

何年も待つ恐怖を味わうくらいなら、
自分が恐怖の対象になろうではないか。


o0750055013668621074


彼らのコミュニケーション能力を見て、
自分が女であることに
あぐらをかいているな・・と感じた。

女であることは、楽であり、険しい・・!




ランキングに参加中です♪
クリックして頂けると嬉しいです(^-^*)
↓↓↓