あるパーティでのこと・・。

妙に親しげな男が話しかけてきた。
しかし、誰なのか思い出せない。
全く見たこともない男だ。

仕事関係で絡みがあったのだろうか・・。
合コンで会ったのだろうか・・。

相手は私の名前を親しげに呼ぶ。
確実に知り合いのようである。

手がかりが欲しい・・!
こいつは一体、何者なのだ。

ついに全くわからないまま、その場を離れた。

一緒にいた友人に、
あれは誰だか知っているかと聞いた。

友人は、驚きながら答えた。

『え・・!?あんた、Aさんだよ!』

その名を聞いて、驚愕した。

なんと、昔付き合っていた男ではないか。
交際期間は3ヶ月もなかったと思う。

最後は喧嘩別れしたはずだし、
一生、話すこともない相手だ。

顔を見ても、会話しても、
まるで思い出せなかった。
他人以上に、他人な存在である。

その男は自分が忘れられていたことなど
つゆ知らず、再び近寄ってきた。

そして共通の知人の前で、驚きの一言。

『この子、元カノなんだ♪』

まさかの、元カノ発言。
こいつは、何を言い出すのだ・・!

私はあんたを完全に忘れていた。
付き合ったとカウントするには、短命すぎる。

もちろん、
一切の連絡も取っていなかった。

よく、覚えていたな・・!
私は否定も肯定もせず、その場を離れた。

この話を、男友達にしてみた。

『えー!男は、皆、そんなもんだよ!』
『むしろ、まだ俺のこと好きだって思っているよ!』

口々に、当たり前だと肯定。
有名な、『男は名前をつけて保存』だ。
気になって、世論を調べてみた。

個人差はあるが、
確かに傾向としては当たっている。

そして女性の特性では、こんなのを見つけた。

『名前をつけて共有フォルダに保存』

友人の元彼の名前や性質を
沢山知っているし話のネタでも出てくる。

確かに、共有保存されている・・!

過去の男は基本忘れるが、
永遠にやり玉にあげられる者も存在する。

男よりタチの悪いのは、女であったか・・許せ。

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