その昔・・・
イケメンが出前をしてくれる、
デリメンというものが紹介されていた。


高身長のイケメン達が
テレビに出てきた。


イケメンしか愛せない
友人A子に知らせたい・・・!


しかし配達エリアが東京都内か、
引っ越してもらうしかない。


それにしても、
世の女性はデリバリー男子に
イケメンを求めるものなのか・・・?


私はよくカレーのココイチで出前を取る。
(チーズカレーに豚しゃぶ、半熟卵トッピングがお気に入り)


配達してくれるのは
アルバイトの爺さまばかり。


イケメンどころか、
若メンすら来たことがない。


しかし、それが最高にいいのだ。


スッピン、メガネ、パジャマ、ボロボロでもOK。
どんな姿でも、気兼ねなく出前を頼める。


冒頭のイケメンが持ってくるなんて、
落ち着かない。


たかだか1分の滞在だが濃度が違う。


イケメンを見たくて
出前を頼んだこともバレバレだし、
どの面下げて受け取ればいいのか。


うっかり来てしまった
イケメンならば諦めもつくが
わかっていて呼ぶならば、
それなりの身支度が必要だ。


誰も見ちゃいないのに
いらん配慮と責任感が湧いてくる。


婚活や職場で出会うならば歓迎だが、
それ以外は極力出会いたくない。


よく遭遇するのが
歯科医、産婦人科医のイケメン。
せめて眼科であったら・・・。


また、美容師のイケメンも苦手。


『え~!?なんで!?
ちょっとでも見た目がいい方が、嬉しいじゃない!』


確かに、これが世の女性の意見なのだろう。
爺さんだと安心する私って一体・・・。


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20歳だった頃・・・、
火事で部屋を焼いたことがある。


壁紙を貼りにやってきた業者が
・・・・モデル級のイケメン!


よりによってこんなところで
イケメン運を使うとは。


6畳一間だったので
着替えることもできず
起きぬけのボロボロ姿で、
彼が出て行くのをじっと待つ。


真っ黒に焼けた部屋にボロボロの女・・・。
さぞかし悲惨な現場であったはず。


早く出ていけ・・・苦しい時間だ。
そのトラウマのせいかもしれない。


予想外のイケメンは、時に迷惑・・・! 



 

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