さて、本日は恐怖の後編でーす!
前編をご覧になっていない方でも、大丈夫。


一言でまとめると、
変な男に遭遇した!です。(雑♪)
 

 

男性と食事の帰り道・・・。
どうにもこうにも、駅への方向が違う。


嫌な予感は的中した。


『ここ、俺の家なんだっ!』


先ほど振りほどいたはずの手を、
再び握ってくるではないか。


やはり圧力はすさまじく、
拳が潰されそうだ。


「嫌がることはしない」と言ったよな!?


A子さんは必死に抵抗しているのに、
無理やりマンションに引きずり込もうとする彼。


地縛霊が人間をあの世に連れていく姿を
想像してもらうと近い図となる。


力が違いすぎるので、
分の悪い綱引きだ。


なんとかこいつを倒さねば・・・!


彼女は咄嗟に、
持っていたハンドバッグで彼の顔を殴打。


そのまま光の速さで、
駅までダッシュ。


こんなに早く走れたとは・・・!
己の脚力に驚く。


『もう2度と会いません!!』


平謝りしながら追いかけてくる彼に言い捨て、
電車に飛び乗ることに成功。


息つく暇もなく、
すぐに電話関係を全て着信拒否。


ようやく、完全に葬り去ることができた!


・・・と思いきや、
ショートメールを取りこぼしていたのだ。


彼はもちろん、見逃さなかった。 
10分割にわたって、メッセージが届く。


『ごめんなさい!
A子ちゃんみたいな可愛い子が彼女になってくれたから、
舞い上がってしまって!もう嫌がることはしないから!』


彼女になるなんて、ひとことも言ってない!
記憶を辿れど辿れど、そんなシーンは皆無。


『交際については何も返事はしていません。
お付き合いする気もありませんから、
2度と連絡しないでください』


メッセージを送った瞬間に、
ショートメールも着信拒否に。


すさまじいスピードにて操作。
敵に返信の時間を与えてはならない。
 

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平和が訪れてから数ヶ月後。


メールアドレスを変更した彼から、
『久しぶり~元気~?』と、
どのツラ下げた連絡がきた。


ゾンビのような男である。
すぐさま着信拒否設定で闇に葬る。


『彼、少女漫画の世界を信じすぎています』
A子さんは言う。


女は少し強引な方がトキメク、
嫌よ嫌よも好きのうち・・・。


10年の彼女いない歴により、
マニュアル脳になってしまったのでは・・・!と推定。


壁ドン、顎クイ、床ドン・・もろもろ、
興味のない男性から食らったら、
ただの暴漢である。


『ただし、イケメンに限る』という言葉があるではないか・・・。
(イケメンでもどうなんだ)


これは男性だけではなく、女性もまた同じ。
恋愛マニュアルも乱発しては危険。


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