かつて大久保佳代子さんの深夜番組で
『セクシービデオ』なるものが紹介されていた。


セクシービデオとは何ぞや?
どうやら女性向けAVのようだ。


街ゆく女の子たちは堂々と、
『セクシービデオ?よく見てますよ♪』
随分と身近な存在感を出してくる。


映像のさわりだけ紹介されていたのだが、
確かに男性向きのそれとは全然違う・・・!


まず、男優がえっらいイケメン。


男性AVだとギョッとするほど
むさくるしい者が男優であったりする。
その方が視聴者的には燃えるのか・・・謎。 


一方でセクシービデオは
イケメンがチラホラ登場するだけで
画面全体に清潔感が生まれている。


そういえばかつて男友達が
私の持っている漫画を読み、
男女が一緒に寝るシーンを見て


『こんなのは、女が描く綺麗なエロだ!』


こんなのありえないと、
私が怒られたものだ。 


まさに少女漫画の
『綺麗なエロ』実写版な雰囲気で
進行するセクシービデオよ。


太極拳のようなスローな動きにより
女性を丁寧に扱い、
まるで執事に見えてきた彼。


何というか、映像が目に優しい。


緑を見て視力が上がるような、
安心して見ていられるとでも言おうか。


私が一番、心動いたのは
セクシービデオを作っている女社長だ。


企画会議では社員の女子たちに、

 
『皆、イケメンに何されたい?』

 
まるで時間でも聞くかのように
サラっと尋ねた。


・・・イケメン限定か!
どうやらフツメン以下は
ビデオ界から門前払いのようだ。


女性社員たちはイケメンにされてみたい、
あんなことやこんなことを真剣に話し合う。


とにかく、真面目に作られていた。


女性消費者は厳しいのだな・・・、
身体ではなく心に響かせないとダメなのだ。


女社長の考えとしては
チャラ男は自慢されるのに、
何故女性は”自分を大事に”なんて言われるのか。


これなのではいかん!
いいツールが必要だ!

 
世直しよろしく、
この会社を作ったそうな。


この男っぷりに大久保さんからは、
『ブラボー!!!』が飛び出す。


ただただ、イケメンの存在感に
圧倒された番組であった。


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