かなーり今更なのだが、
『カメラを止めるな!』を見た。


ご存知の方も多いと思うので、
ネタバレもクソもない体で
書かせていただく。


一応、婚活ブログなので
現場でどう生かすか目線にて。
 


『最初の数十分はマジでつまんないけど、
我慢して真剣に見て!!』


友人からのアドバイスに従った。
ほーほーゾンビ映画だったのね。


おや?おや?おやおや?
あっという間に前半終了。


真剣に見たぞ、友よ・・・。
これからどうなるんだ。


このゾンビ映画を『作る』という
話が後半戦にてスタート。


おおーー、なるほどーーー!!


妙なタイミングで抜けていった彼は
ウンコしてたのかー!


しつこく怪我はしていないか?と
確認し合っていた場面は
ハプニングの繋ぎだったのかー。


・・・等々、
ここはこうなっていたんだな!という
事情が浮き彫りとなる。


そうなると株が急上昇したのが
主人公の男性だ。


最初はキモキャラで登場したのに、
影で一番奮闘していたのだと判明。


えっらい昭和な動きをする
妙なゾンビがいた。


ゾンビ役が泥酔気絶したので
二人羽織のように後ろから抱え、
まるで起き上がっているように
見せたのがこのキモキャラな彼だ。


裏方をやりつつ自分の出番も
容赦なくやってくるので
バッタバタな姿にキュン。


映画中ではおや?と
思ったシーンは多々あったが、
その時はさして気にならなかった。


しかしネタバラシしたときに
『おや?』のシーンが思い出せないくらい
自然すぎたら、感動がない。


絶妙な伏線の張り方が
天才的なのである。


婚活でもミエミエなあざとさは
こいつ点数アップ狙ってやがるな
・・・と見抜かれるが、


ちゃんと相手の記憶に残し(ここ重要)、
実は陰の努力があったと後に
知らしめる効果は感動5倍。


見た目によらず料理上手だな・・・
と思ったら陰では涙の自主練、
血のスパルタ修行をしていたとか。


引っかかりはしっかりと
でもわざとらしくないように、
どの世界でも同じ。
 

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裏方の人々の奮闘も面白かった。


走りながら血を塗ったくり、
絶妙なタイミングで死体を放り込み、
自身の仕事が終わるとさっと身を隠す。
まるで腕利きの隠密集団だ。


名もなき彼らであるが、
1人でも欠けると現場は成り立たぬ。


チームワークが大事なのは
婚活も同じ・・・。


合コンで『この人だけナシ』判定を
下した彼こそが実はキーマンかもしれぬ。


無駄な登場人物は1人もいない方則!
すまん、無理やりこじつけた。
 

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それにしても口コミを見てみると、
『全然おもしろくない!!』と
自称・映画通らしき面々からの
コメントがちらほら。


・・・お前が映画を作ったら、
あれ以上のモノを作れるのかね?


あぁ、ウンコで笑える大人でよかった・・・!!
己の単純さに安堵した。


ドリフ的な平和な笑いが好きな方に、
是非おススメする。元気が出た。




カメラを止めるな! [ 濱津隆之 ]