若かりし日のしょうもない
夏の記憶が蘇りました・・・!


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私は全てに疲れていた。
婚活、仕事、人生・・・。


気も弱り、
気も緩んでいたのだろう・・・。 


そんな折、
アウトドアデートに誘われた。


自然豊かな場所にて、
太ももに違和感を感じた。


ヤバい、虫だ・・・!!


そいつはワサワサと肌を這い、
大物感を漂わせてくる。


背筋はゾッとしたが、
思い切って目を下にやってみた。


黒くて長いモノが見える、
ムカデっ・・・、


・・・いや、ヒモパンのヒモー!
こんな日に限って、ミニスカートだった。


『あれ?股から何か出てるよー?』


なんて言われたら
どう答えたらいいのだ。


ちょいと紐が取れましてねぇ〜
・・・なんて発言したら、
コイツ気合い入れてきやがったな
と勘ぐられる。


尻の体積が巨大なため
ヒモパンのほうが楽だという、
消極的な理由から
愛用していた頃なのだ。


むしろ人様に見せられない
メガ盛りサイズよ。


少しでも締め付けを撲滅し
血流を促したかったのに。
どこまでも弱々しい理由・・・。
 

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もう片方も紐も
崩れ落ちそうなほど、
弱々しい感触を感じる、ピンチー。


股をピタリと密着させたまま
何とかパンツを落下さすまいと
小股で歩くという奇行にて、
トイレまで駆け込んだ。


硬くヒモを結び直し、
二度と穿きません!
と神に誓ったものだ


快適アイテムかと思いきや、
肝を冷やした夏・・・。


あれ以来、確かな支えが
ある下着だけを信じている。


楽をするんじゃないと、
神からお灸を据えられた。


看護師の友が言っていた、
 

『最低でも、いつ救急搬送されても
いい下着で出歩くようにしてる!』と。



納得・・・!



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