今は昔、
婚活戦士のA子という者ありけり。


恋人・B男とは結婚間近、
互いの両親とも顔合わせ済みだ。


数々の会社を経営し、顔良し、
羽振りよしの社会的にも強い彼。 


デートは毎回、高級店ばかり。


指パッチン(古)で店員を呼びつけては
慣れた感じで談笑&オーダー。


常連ならではのスマートさを
これでもかと見せつけた。


オトナの彼に惚れ惚れするA子、
あとは入籍を待つばかりだ。
 

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さて、ここで彗星の如く
第二の男が現れた。


仕事関係で知り合ったC男、
360度、全方位・素朴男子である。


A子に強烈な一目惚れをした彼は、
猛プッシュを始めた。


彼女も箸休め程度な気持ちで
食事に応じてみると・・・。


彼はとんでもなくダサかった。


女性が喜びそうな高級店を
大奮発して予約したC男。


マナーも何もわからない、
というか人生初のようだ。


溢れるフォークやナイフに混乱、
何をどう使っていいのかわからない。


終始オロオロ・・・。
婚約者B男とはえらい違いだ。


店を出たあと、二軒目に誘われた。


もう会うこともないだろうし、
最後に行ってやるか・・・。
軽い気持ちで付き合った。


彼の行きつけ、
古びた大衆居酒屋である。




・・・それが、えっらい楽しかったのだ。




どう形容していいのかわからぬほど、
恐ろしくリラックスできた。


全ての鎧は剥がされ、
脱力!落ち着く!毒が抜ける!
心が晴れ渡るような開放感・・・。


その日は遅くまで
盛り上がったのである。


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ほどなくして、
二股生活が始まった。


婚約者・B男と、
株価急上昇・C男。


2人は真逆のタイプで
どちらも捨てがたい・・・!


ある日のことだ。
C男がA子の部屋にやってきた。


彼女が席を外した瞬間、
置いてあった手帳を開いた彼。


中には婚約者・B男の情報が・・・!!


他にも男がいるというのは
薄々、勘付いていた模様。


C男は黙ってB男の電話番号をメモし、
何食わぬ顔で帰っていった・・・。


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C男は電話をかけた。
相手は婚約者・B男である。


A子と交際していることを告げ、
このように述べた。 


『僕はA子さんのことを本気で愛しています。
彼女のことは諦めてください!』


譲ってくれと懇願する彼を
鼻で笑った婚約者B男。


『・・・お前は、バカなのか?』


他にも男がいたことなど、
屁にも思わぬ余裕を見せつけた。


彼女と結婚するのは俺だ、
貴様は引っ込んでろと電話を切られる。


・・・翌日、
婚約者B男から申告があった。



昨日、C男とかいう奴から電話がかかってきたよ?』



A子はヒヤリとした・・・!!

 



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