本日はクラッシー8月号から、
着回し特集をご紹介しまーす♪


『「おかわりっ!」と汗だくの顔で
カウンターを見上げたら
超どタイプのイケメンがいた・・・』


クラッシーにしては
落ち着いたオープニング・・・!


詐欺に財産持っていかれたり
結婚式前日に彼が逃げたりと
着回し感ゼロな幕開けが常であるのに。


いかん、いかん。
すっかり濃い味付けに
慣れてしまったようだ・・・。


『イケメン店員が気になってABURIへ。
へー♡早瀬タク・・・タッ君って呼ぼう♡』


タッ君、恋人候補であろうか・・・。


『以前一緒に仕事をした会社の営業・
河原さんとばったり。
相変わらずカッコいい〜!』

第二の刺客・河原さん登場。
決してイケメン以外は
現れないシステムだ。


『友達のマユミに誘われて合コンへ。
なんだかエモい場所なのに没頭できないのは
タッ君のことが忘れられないからだと思う』


まだ忘れなくてよい、
何も始まっていないのだから。


・・というか今のところ
二分の一の確率にて彼と結ばれる
段取りが組まれている。


翌日はラーメン屋へ向かう主人公。


タッ君優勢かと思いきや、
河原さんも生きている。


『プラネタリウムに行かないか?』
と誘う河原。


まだまだ
どちらに転ぶかわからない状況である。


『河原さんとのデートも楽しみ、
でもタッ君のことももっと知りたい。
どうしたらいいのかな?』


知らんがな!と言いたいところだが
第3の男の登場もないし、
必ずどちらかとは結ばれる。


クラッシーらしからぬ
王道ストーリーではないか・・・。


イケメンが主人公の周りを
わちゃわちゃする型だ。


以前なんて彼女持ちの男を略奪したが
すぐに飽きてポイとする、
ハードボイルドな
展開であったのに・・・!


編集部の人事に
何かあったのだろうか。


さて、無事に河原さんとの
デートを済ましつつも、
タッ君ラーメンにも足繁く通う日々。


河原の見せ場は突然に・・・!


彼とランチの際に土砂降りとなり、
慌てて避難した場所が・・・

 
電話ボックスの中で密着してる!


どういうシチュエーションじゃい。
こんな雨宿りの体勢があるだろうか・・・否!


昨今では探すのも大変な電話ボックスだ。
他にもあるだろう、適当な軒下が。


この接近具合なまま、
『そう言えば彼女ができてさ・・・』
と発表してくる河原。


彼のクランクアップが決まった瞬間だ・・・。
消去法でタッ君に決まり〜。


翌日からタッ君ストーリーは加速、
というか別名・消化試合へ。


コインランドリーで
遭遇からの連絡先交換、
二人で飲みに行くまで
わずか数日というトントンぶり。


デートを重ねてゴール寸前・・・、
しかしクラッシーは簡単には終わらせない。


『リムジンが停まっていると思って
何気なく見ていたらなんと、タッ君がっ!』
 
 
ラーメン35店舗を経営する御曹司とのこと。


従業員に夢を見せてやろうという
サービスなのだろうか・・・。


好感度をどこに持っていけば
いいのかわからない一コマとなった


タッ君とは身分が違いすぎると、
彼からのお誘いを何度か
未読スルーする主人公。


いらん駆け引きを始めてしまったが
二人がくっつくのは周知の事実。


ページをめくればこの通り!
『汗をかいて、必死でラーメン食べるちえみちゃんが好き』
タッ君の告白ターイムで締めた。


どこかで見たことある構図だ
・・・と思ったら、
先ほどの電話ボックスではないか。


男女の配置が反転しただけ、
パーソナルスペースが
狭い主人公なのである。


よく見たら爺やらしき人物が背後で
目頭を押さえて泣いているのか・・・。
ナチュラルに同伴してきている。
 

服を決して主役にさせない、
ファッション企画。今回も見事であった。