元・婚活戦士のA子と
子連れで散歩していたときのこと・・・。


最新のオフィスビルから
着飾ったOLが出てきた。


『彼女たち、
キラキラして楽しそうー！！』


確かにそう見える。


・・・が！
我々の恐怖の婚活期も
あの頃であったな。


最大限に武装して、
夜な夜なギラついて
街をパトロール。


不安と戦うべく婚活に励み、
生きた心地がしなかった時分だ。


ギラギラは時に
キラキラにも映る。


イケイケの彼女たちだって人知れぬ
闇を抱えているかもしれぬ・・・。


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続きまして、
スーツ姿の集団が出てきた。


これまたA子がひとこと。


『わたし、彼らと飲みたいっ！！』


婚活時代であったらルックスから
トークまで厳しくチェックし、
出会った瞬間に
『アリ』『ナシ』を判定。


多くの男性を見てきたA子だが
スーツを着ているだけで
『素敵！』というハードルの低さに。


半径5メートルのママ友からも、
『スーツ着ているだけでいい男に見える！』
という声はよく聞く。
 

離婚した友が光の速さで
再婚する理由も何となくわかった。


一度戦線を離脱すると
リセットされ、
フレッシュ感を取り戻す。
優しい目線でモノが見える 。


厳しい審査員と一緒にいるより、
ファンといるほうが心地よい・・・。
（⇨縁談まとまる）


『いい男がいない〜』と思うのは
現役世界に生きている証拠。 


すでに宝に囲まれている可能性がある。


スーツだけでキャッキャしている女が
同じ星の下で生息しているのだ。





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