A子(30)は背筋が凍った。

交際3年目の彼氏に
誕生日を祝ってもらった夜・・・。

素晴らしいレストランに
高価なプレゼント・・・完璧であった。

プロポーズがないこと以外は。

『これは長引くぞ・・・!』

幸せな気分で眠りにつくはずの
三十路バースデー。

彼女はベッドの中で腹を括り、
3つの決断をする。
 
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その①経済的に困窮していたため、
住居を変更した

新築快適なマンションを手放し、
選んだ部屋はシェアハウス。

個室はなく、
二段ベッドが複数並ぶ部屋。

光避けのカーテンを閉める瞬間だけが、
プライベート空間を作り出した。

家は古く水周りも充実していないため、
洗面所はいつも混雑。

駅のトイレで歯を磨いてから出社、
メイクも外で洗ってから帰宅した。
(BGM〜サバイバルダンス・TRF)

近所の銭湯では住居がない者へ向けた
職業斡旋のポスターなどが並び、
疲れた身体に何ともいえぬ追い討ちをかけた。

表向きは優雅に暮らすアラサー女子を演じ、
涙ぐましい水面下の努力を強いられた。

その②彼氏からの同棲の申し出を退けた。

これは女子会でも
慎重に議論された案件である。

家賃を出すという彼のお言葉、
彼女の状況からすると
有難い以外の何者でもない。

ところが目先の利益には食いつかず、
中長期的プランを選択。

彼と結婚するためには、
いま住むべきではない・・・と。

私ならば明日の生活を不安視し、
すぐに飛びつくだろうな・・・。

③転職した。
お気楽事務から、ハードな営業職へ。

独身が長期化することを睨み、
少しでも蓄えを・・・!との考えだ。

婚活に精を出すために選んだ、
残業なし、体力消耗なし、
人間関係も良好の愛する職場・・・。

手放すには惜しい心の拠り所と、
苦渋の決断にてお別れ。

最も悩んだ項目であった。
 
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彼氏と交際するまでは
婚活で血の海を泳いだA子。

一刻も早い安住の地を目指していたはず。

居心地のよいものを次々と手放し
うまい話には飛びつかず、
強靭なメンタルにて人生の舵取りをした。

数ヶ月後、あっさり結婚が決まる。
日常会話からプロポーズを引き出した。

見事なハイリスク・ハイリターンの例である。

何かに停滞したときは、
あって当たり前だと思い込んでいる
日常を変えてみる。

きっと、新しい風が吹く。


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