『最近、合コンに行っても重くて引くんだよな~』

 
男友達(アラフォー・独身)が、
口を揃えて嘆いていた。

 
女たちの「結婚したい!」オーラが強く、
気軽には近寄れないとのこと。
 
 
一体、何が重いのか?
どのようなセリフでそう感じるのか?
 
 
どうやら合コンの会話が
スペックに関する質問ばかりだそうな。

 
会社名は?年収は?家族構成は?大学はどこ?
 
 
それも話の流れ上
自然に至った訳ではなく、
不自然なタイミングにて突如、
切りだされる。


まるで取り調べのようで
会話はまったく成り立たない。

 
女性側からすると
無意識で悪気もないのだろう・・・。


 
『どうせ最後には全部知ることになるんだし、
最初は性格から知ろうとして欲しいな~』

 
 
このように彼らは口を揃える。
中身を見てほしい!か・・・。
 
 
言いたいことは確かにわかる・・・。
 
 
しかし恋愛でよく聞く
セリフを思い出してほしい。

 
『まずは外見が合格でないと、中身を見てもらえない』
 
 
出会いの垂れ流しも
日常茶飯事の婚活。
 
 
出会う人、出会う人、
全ての人間の性格を知る作業は
極めて困難である。

 
よほど興味を持たなければ
その場で終わり。

 
最初に『知りたい!』と思われないと
その先の『中身』までは辿りつけない。
 
 
『知りたい!』の扉を開ける鍵は、
外見であったり、財力であったり、
ポイントは人それぞれ。

 
特に女性は婚活中だと、
相手の背景も気になってしまうさ・・・。
 
 
無意識にスペックを尋ねてしまうのも、
彼らを『知ろう!』としている情熱か。
 
 
完全にナシ!と思ったら、
興味も湧かないだろうに。

 
とはいえ恋愛本に書いてあった
恐怖のフレーズを思い出した。


『女性の結婚したい!というオーラは、
男のヤリたい!オーラと同じ気持ち悪さなのだ!』


ひぇー!
それは確かに、気持ち悪いー!!

 
一緒にしないで欲しいが、
この事実も重く受け止めよう・・・。


下心ムンムンという気配は
相手にバレているのだ。
 
 
 
 

人数合わせで紛れこんだ、
彼氏持ちの女子に人気が出るのがわかった。
 
 
欲望のオーラが自然と出ないのだ。


手ぶらで帰ってもいいのだ、
楽しむことだけに注力できるさ。