『職場のちょっと苦手な人攻略法』


ファッション誌にて
こんな特集があった。


 


面倒なタイプとして
『おばさんぶる女先輩』
というカテゴリーを発見・・・!

 
彼女たちの口癖として、
こちらが紹介されていた。


『私なんか、もうオバさんだから』 
『いいよね、若いって』


若い女性がチヤホヤされる
場面に出現するのが特徴だ。


ピッタリすぎる人材が職場にいた・・・!


A子はピチピチの30歳だが、
己の年齢を地球上の誰よりも気にしていた。


年々増えていく若い女子社員が
とにかく気に入らない様子。


先輩風を吹かせながら
嫌味を浴びせる姿は
厄介なお局そのものであった。


 


さらに年上の先輩に対しても容赦はない。

 
ある女子社員(独身)が、
誕生日を迎えた朝のこと。


会社に来た瞬間、
おめでとうございます!ではなく・・・、


『40歳ー!大台乗っちゃいましたねーっ!!』


大声で放ち、空気を凍らせた。
部署中の女の年齢を把握しているのだ。


挨拶もそっちのけで開口一番て・・・。
大人な先輩は笑顔でかわした。


若い社員たちは
A子の機嫌を損ねないように、
細心の注意を払っていたように見えた。
 

年齢を過剰に気にする者に
言ってはいけない
NGワードも紹介されていた。


『◯◯さんも若いですよ!』
『私なんか若くないですよ!』


確かにどちらも
取り扱いが難しそうである。


あなただって若いですよ!
と返しても対象者よりも年下だと
墓穴を掘ることもある。


対策として、
こちらが紹介されていた。


『先輩みたいな色気が欲しいですー♡』

 
おお!逆転の発想。


年齢過敏の症状がある者には
若さをねじ込むより、
褒めて跳ね返すバリアがよし。 


さらに上級テクニックはこちら。

 
『若さ以外、なんにもないんですけどねっ!』


思い切って己の若さを
バシっと認めてしまう。

 
それ以上でも、それ以下でもない。


わたしの若さなんて
取るに足らない価値ですよ・・・
と暗に匂わすのだ。


先輩には年齢に応じた
素敵な中身があるじゃないですか!?
というメッセージ性が込められた、
よくできたセリフとなる。


うまいこと付き合わねばならない、
オバさんぶる女の先輩であった・・・。
 

 


その昔、アラフォー女子社員が
ギャル色強めなミニスカで登場した。


彼女は男性社員に詰め寄った。

 
『この格好、イタイかなっ!?
イタかったら正直に言ってね!』
 

言えるわけがなかろう・・・


何ならそのセリフにより
『確かにイタイのではないか!?』
と周りは気付いてしまった。


言わなければ、
誰も気にしなかったのに・・・!!


思うほど他人は
自分のことなど見ちゃいない。

 
マイナスの要素は口にしないが吉。
自ら気付かせてしまうという悲劇を生む。