どんなにしっかり者でも、女は女。
男ひとつで、人生がコロリと変化する。


テコでも動かなかった女たちの、
電撃結婚ストーリーをその②をご紹介する~。


その①はこちら♪
 



私がうら若き乙女であった頃・・。
石垣島までリゾートバイトに出かけた。


バイト仲間は全員、
本州からの出稼ぎ女子。


島独特のまったり感に魅了されるのか、
ほとんどの娘は3年、5年と長期で滞在。
(私は2ヶ月で帰還)


アラサーになる頃には、
全員が引き上げてきた。

 
・・・ただ1人だけを除いては。

唯一、島に残ったA子は
すっかりと現地に溶け込み、
ついに帰ってこなくなった。


・・10年が経った頃である。


『島に店を出したよ~♪』

 
なんと、
小料理屋を経営しだしたのだ。


永住決定!誰もがそう思った。
立派な店をこしらえて、バリバリと働き出した。


お店も大繁盛。
全てがうまくいっていた、全盛期の頃だ・・・。


『私、来月帰るわ~♪』


突然の帰国宣言に、激震が走った。
永住すると思った彼女が、何故?
島は?店は?


『お店は、元彼(島人)に譲ったの!』

 
・・・さすがだ。
10年もいると、ネットワークが強い。


どうやら彼女の経営するお店に、
出張中の男性がやってきたようだ。


一目で彼女に惚れた彼は
出会ったその日にプロポーズ。

 
交際を飛び越えて、いきなり結婚である。


10歳近く年下の男性であったので、
さすがに彼女も本気にはしなかった。


ところが彼は大マジメだったのだ。
本州に帰ってからも粘り強くアタック。


あれよあれよと結婚が決まった。
・・・一瞬の出来事であった。


最後の最後まで帰ってこなかったが、
おもしろいくらい簡単に帰国。


準備に準備を重ねた愛着ある店も、
手放すときは潔くサヨナラ。


どこまでも、
フットワークの軽さは一級品である。


何かを手に入れるには、
何かを思いきって捨てるのだな・・・。


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結婚を申し込まれたとき、
『俺はお金がないけどいいか?』と聞かれたそうな。


彼女は迷うことなく一言。

 
『公園の草でも食べて、生きていけばいいよ♪』


逞しい・・・!
自立した女はサバイバルもお手の物。
(実際は草を食べることなく生活している)


いかなる時も、
己の選択に一切の迷いなし・・!





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