ネットニュースで見かけた。
『彼女に婚約指輪を渡したら、
ショボくて恥ずかしいと思われたようです。
自分で買いなおされていて、ショックでした』
婚約指輪のダイヤが小さすぎて、
人に見せるのが耐えられなかったようだ。
この話題を受けて、
結婚願望が強いA子が言った。
『指輪なんてホント、どうでもいいし!!』
とにかく、
紙(婚姻届)が出せればいいとのこと。
そこでB子が呟いた。
『指輪を買いなおす気持ちわかる・・・』
一同、驚愕。
『30歳の誕生日に、
自分でこのネックレスを買ったのよ・・・』
B子の首元には、
大きなダイヤが輝いていた。
『どうしても婚約指輪は、これとお揃いにしたい・・・!』
同じ大きさだと、
かなり高額になりそうだ。
『彼の予算が30万だったら30万でいいの!
残りの分は私が足すから、満足いくものを買いたい!』
指輪を買いなおす彼女と気が合いそうだな。
B子はかなりの財力がある。
気に入らないモノを貰うくらいなら
自分で買ってしまえ!・・・男前だ。
別の雑誌の対談でこんなのを見た。
『シャンパンをグラスで頼む男とは、二度と会わない!』
35歳・キャリアウーマンの意見であった。
『私がお金を出すから、ボトルで頼みたいの!』
聞いたことがある主張だ
・・・ここにも出たな。
彼女は酒飲みのため、いいシャンパンを
ボトルでグイグイいきたいそうな。
それはそれで豊かでよいが、
せめてデート時だけは封印しておいたほうが・・・!
我々らの女子会も、この雑誌の対談も、
『あんた!そんなじゃ結婚できないよ!』
と締めくくられた。
稼ぎが少ない女性も苦戦するが、
お金がたっぷりあるのも時に足枷に。
自分で簡単に買えてしまうと、
相手から貰ったところで嬉しさが半減。
では気持ちを込めて摘んできた
野に咲く花に喜ぶのかと言えば、そうでもない。
彼女たちを喜ばすのは、
手間暇&財力とハードルが高いのだ。
『私って、貫禄が出てきたかしら・・・』
B子が聞いてきた。
『そうね・・・居酒屋なんて連れていったら殺されそうよ』
『それはマズい!!あー、ダメだってわかってはいるのー!!』
うなだれる彼女・・・。
高い女に見られるのは悪いことではない。
私もゴージャスな経験をしたい気持ちはわかる。
自分の財力が追いついていないだけで・・・。
女がお金をかけたい部分は
男性からは理解されないことがある。
婚活時だけは、欲望5割減で挑みたい。
ちなみにB子は39歳になって
財力あるグルメな彼と結婚した。
めでたし、めでたし。
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