長年付き合った彼氏が結婚してくれない!

問い詰めても『まだ早い』の一点張り。

 
この現象、世界共通のようだ・・・。

 
『結婚迷走記』という
台湾の映画をご紹介する~。
 
結婚迷走記 GO LALA GO [DVD]
ミシェル・チェン
アメイジングD.C.
2017-08-02


 
婚活回想記にタイトルが似ていて、
勝手に親近感。
 
 
~~

 
主人公は33歳のキャリアウーマン。
彼氏はカメラマン、交際歴5年。
 
 
結婚するの、しないの、
2人は言い争う。
 
 
半狂乱で叫ぶ主人公。


 
『私の焦りや不安がわからないの!?』


 
彼は冷静に言い放つ。


 
『漢方薬でも飲め・・・』

 
 
台湾らしい気持ちの沈め方に
ちょと笑った・・・。
 

 
『もう33歳なのに、夫も家庭もない。あるのは仕事だけ!』

 
 
へっぽこだった私からすると、
キャリアあるだけでも素晴らしいがー
 
 
彼とギクシャクしているうちに、
横からイケメンエリート登場。
 
 
主人公に猛アタック、
出会って1か月で指輪をパカっ。
 
 
『結婚してくれ!』と
プロポーズするではないか。
 
 
明らかに踏み台にされそうに
見えたイケメンだが、 
婚活界に夢を持たせるためには
どうか彼と結婚してほしい・・・!
 

 
『5年間見続けていた夢が、1ヶ月で叶った・・』
 

 
ほれほれ、
そっちでいいじゃないか。
うだうだ言っている彼氏なんてイラン。

 
・・・結論から言ってしまうと
やはりプロポーズは断り、
カメラマンの彼とハッピーエンド。
 
 
古き良き、美しい着地。

 
やはりイケメンは
ただの盛り上げ役に過ぎなかった。
 
 
新しい恋がポンと成就するのも、
今どきの展開でいいのになぁ。
 
 
彼氏とゴタゴタしているときに
都天からエリートイケメンが
降ってはこないか・・・。
 
 

心に残った場面をいくつかご紹介する~。

 
イケメンからの
プロポーズを断る時のセリフ。
 
 
『恋も仕事も少しでも良い条件を!
と思っているうちに何が正解か
わからなくなってきた・・・』
 
 
私ならば目の前の指輪をもぎ取るが、
よほど彼氏がよかったんだな・・・。

 
『男30歳、
人生も充実し結婚相手も選び邦題。
女は肌も人生も曲がり角!』

 
『地味な服装で可愛いのは、せいぜい20歳まで!』

 
台湾のほうが女子の年齢に厳しい!?
年齢問題はアジア共通。
 
 
会社の上司から
叱責されながら言われるセリフ。
 
 
『30歳なら仕事はできて当たり前、20歳の小娘とは違う』

 
つ・・・辛い・・・。
 
 
22歳の後輩(副業でモデル業もこなす)
から言われたセリフ。
 
 
『仕事に遠慮なんて必要ない。
1年後にあなたの椅子を奪ってみせます!』

 
仕事がうまくいっていないときに
10以上年下の美女から挑発され、
さらにカメラマンは結婚してくれない。
 
 
八方ふさがり、地獄である。

 
主人公がキャリアを捨て、
女社長がエールを送るシーン。
 
 
『迷ってばかりの女はダメよ!
仕事も恋人もいつまでも待ってくれない。
これで奇跡を起こして!』
 
 
渡してくれたのが、
ランコムのミラクという香水。


おお、婚活時代に使っていたー
ちょっと嬉しい。
 
 
続きまして、
シンプルながら最もぐっときたセリフ。
カメラマンの彼氏に戻りそうなシーン。
 

 
『もう戦いたくない・・・』

 
 
強い女なんて目指していない・・・と
バリキャリの女が鎧を脱ぐ瞬間である。
 
 
女の悩みは世界共通なのだな・・・と
心を掴まれた作品である。