己の乳をいかにデカく見せるか、
全精力を注いだA子(当時20代)がいた。
 

彼女はとても細いのだが、
やたらと乳がでかい。
 
 
ボディラインを強調する、
体にピタッとフィットした
深いV字ワンピが制服であった。
 
 
谷間に吸い込まれそうな
乳間ネックレスも装着し、
効果倍増。
 
 
デカイを通り越して、
肉が飛び出しているのだ。

 
ちょっと手を伸ばせば
触れそうな距離。

 
3D感・半端なし。
誰もが釘付けだ。

 
・・・これらは全て、
彼女の計算である。

 
『何あの子、あんなに出しちゃって~』

 
女のやっかみなど、
まるで気にはしてはいない。

 
悔しいなら、あんたもやってみな!?

 
使えるものは何でも使う。
非常に潔い。
堂々として立派な努力である。
 
 
さらに聞いてもいないのに、
企業秘密まで教えてくれた。
 
 
『まずはヌーブラで、ぐっと寄せるの!』
 
 
そして続ける。
 
 
『その上からさらに、
パット入りのブラを着ける。
これで完璧!』

 
なんと・・・!
ヌーブラにパットの二重奏であったか。

 
同性でも気付かない自然さである。
 
 
劇的に体積が増した乳を、
惜しみなくV字カットから放出させた。
 
 
ヌーブラはビニール素材のため、
通気性も悪かろう・・・。
肌荒れも心配である。

 
それをつけたまま
日々を過ごすなんて、
並の女ではできまい。
 
 
オシャレは我慢とはよく言ったものだ。
 
 
A子からヌーブラと
ブラの二重奏を勧められた。


確かに、使えるものは何でも使いたい・・・!

 
 
すぐに洗脳されて、
御用達の下着屋に連行された。
 
 
『ほら、これをつけるのよ!』
 
 
商品を目の前に突きつけられた。
これが秘密兵器だったのか・・・。
 
 
小さなビニールの塊だが、
大きく頼もしく見えた。

 
君は婚活の救世主になってくれるのか・・?
 
 
・・・待て、
私の売りは乳ではないはずだ。

 
いや、そもそも自分の売りって何だ? 

 
 

何がしたかっただろう。

目的は何だったのだろう。

私は誰なのだろう。

 
 

急に混乱して、

何も買わずして店を後にした。

人生を考え直すきっかけとなる。
 
 
そもそも、
私は締め付けが苦手であった。
 
 
苦しい合コンに加えて
血流まで妨げられたら、
生きてはいけまい。

 
 

胸で寄ってくるのも
きっかけの一つとしてよいと思う。

 
とはいえ、
婚活が成功するかは別問題。


うまいこと使いこなせるならば
胸でも脚でも、
出して出して出しまくりまくればよし。
 
 
『こんなに沢山の男が寄ってきたわ♡』
 
 
浮かれて我を失うならば、
胸は封印し肌ケアでもした方が安全なり。 
 
 

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