『フジテレビ!崖っぷち40歳ホスト!』
 
 
A子から短いメールが届いた。
これは気になる番組・・・!

 
ホスト歴17年、
過去の栄光が忘れられない40歳が登場。
 
 
ズレた接客で売り上げは低迷、
後輩にも煙たがられる存在だ。
 
 
『もう一度、返り咲きたい・・・!』
 
 
奮起するもトークは空回り。

 
自分が客なら、
絶対に席についてほしくない・・・。

 
新人の若いホストに、
無理やり酒をあおる。

 
潰れるほど飲まされ、
不満が溜まる後輩たち。

 
『自分が新人時代にされたことを、
何でやってはいけないんだ?』

 
されて嫌だったことを、
繰り返してどうする。
 
 
『酒を作り、ただ飲むことが自分の役割』

 
あかん・・・!
時代錯誤にも程がある。
 
 
わざわざホストが
大酒をかっくらう姿など
客は見たいだろうか・・・否。
 
 
年下の社長が
苦言を呈するも聞く耳持たず、
でも、だって・の言い訳ばかり。

 
あまりの見苦しさに、
こちらまで胸が締め付けられる。
 
 
せっかく指名してくれた
女の子に対しても、

 
『もっと頑張ろうよ!(=ボトル入れて)』


金金金!を連呼して、
激怒させてしまう。

 
楽しむために来ているのに、
口を開けばボトルボトル・・・
これでは払う価値すらない。
 
 
『マジ無理』

 
席を立って帰ってしまう女の子・・・。
後輩の前で恥ずかしすぎる姿だ。
 
 
『いつもは、言うこと聞いてくれるんですけどね〜』
 
 
カスコメントを放ち、
自分に非があるとは思っていない。
 
 
これは・・・
末期症状である。

 
『朝礼にも来ない、
ただ飲んで潰れている、
あの人は一体何・・・?怖い!』
 
 
完全に老害化しているのに、
当の本人だけが気付いていない。

 
ついに社長からクビの宣告が・・・!

 
『変わる気がないのでしたら、
去ってもらうしかないです・・・』
 
 
年下社長は最大限の気を遣い、
信じていたがこのままでは厳しい、
他の道を探したほうが身のため・・・と
冷静に言い放った。
 
 
むしろここまで置いてくれたことが、
最大限の温情である。

 
ホストクラブの経営者とは、
意外と人情あるんだな〜。
 
 
『俺に辞めろってことね!?』

 
最後まで悪態ついて、
何の反省もなく立ち去ったのだ・・・。
 
 
この得体の知れない
苦しさは何だろう。

 
何かに重ねていたのかもしれない・・・。
 
 
時代の変化に対応して
自分を変えていかないと、
誰だって彼のようになってしまう。

 
40年も生きていると、
良くも悪くも自我が強くなる。

 
『こういうものだから』

 
疑問すら持たず、
同じ方法で突き進む。
 
 
若い世代から『それは違う』と
言われる環境ならまだマシだ。
 
 
多くは陰で言われることであり、
本人の耳に届くことはない。
 
 
アラフォーの先輩面が強い者に、
怖くて言えんだろう・・・。
 
 
何かがうまくいかないとき、
耳が痛いことを
言ってくれる人がいるのは
幸せなことだったのね。
 
 

この話には後日談がある。

 
彼は頼み込んで、
もう一度雇ってもらったのだ。
 
 
それも下働きのボーイから。
(ここまでの経緯こそ、詳しく見たかったー!)
 
 
古めかしいギャル男スタイルを一新、
黒髪短髪でイメージアップ。
 
 
心を入れ替えたようで、
なんと売り上げも9番目となる。
 
 
40歳には40歳の戦い方がある・・・!

 
20代のときと同じ輝きを求めず、
捨てるプライド、
残すプライドを選別したい。

 

 




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