突然だが、
私は整形賛成派である。


 
その理由を
婚活時のエピソードからご紹介する。

 
人は誰にでも弱点はある。
 
 
時にメンタルを攻撃してくるので、
対処法を用意しておかねばならない。

 
友人A子は鼻の状態に目を光らせていた。
 
 
『私の鼻はニンニクだから・・・!』
 
 
何がどうニンニクなのかわからんのだが、
とにかく形が気になるとのこと。
 
 
鼻を隠すために、
顔全体に明るいパウダーをはたき、
その存在を消し去るよう
自らに暗示をかけた。

 
ところがTゾーンから化粧は崩れ、
問題のニンニクは露出。

 
勝負デートの最中なんて
気が気ではない。
 
 
頻繁に化粧直しをする
女だとは思われなくないし・・・。

 
そこで編み出したのは、
ファンデの試供品を胸元に忍ばせ、
手ぶらでトイレに行くのだ。
 
 
ささっとニンニクを修正し、
『私、トイレに行きましたが何か?』
という顔で席に戻る。
 
 
重ねて申し上げるが、
私はニンニクが気になったことはない。

 
本人にとっては重大問題。
 
 
試供品のファンデはストックしておき、
常に携帯しているプロ意識の高さ。

 
彼女は友人の中でも
一二を争うほどモテる女であったが、
水面下で戦っていたのだ。
 
 
『1時間に1回は直さないと、
メンタルが保てない!』

 
最高のパフォーマンスを発揮するには、
弱点を抑え込むことが必須。
 

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ニンニクがあろうとなかろうと
他人には関係がないが
 
 
『今、完璧!!』
と思える身なりで戦うのは、
力を出せるかどうかに関わってくる。
 
 
かくいう私は、
デコに問題を抱えていた。(今もだが・・・)
 
 
あまりにも面積が広すぎるソレは、
前髪を必ず出さねばならない職場でも
特例で許されたほど、人間ギリギリ。

 
普段は前髪で隠しているが、
強風や突風などでふいに露出する。

 
『おぉっ!うまく隠したな・・・!!』

 
高校生のときに男友達に感心され、
隠しているつもりはなかったのだが
必要性があるのかと悟った。

 
デートが屋外で行われる時は、
友人から連絡が来るほどに。
 
 
『今日の東京は風が強いとの予報!
しっかりデコを隠して頑張れ!』

 
ありがとう、心の友よ・・・。
 
 
風が強い屋外デートのときは
何となく前が向けず俯きがちに。
 
 
風向きに応じて首の角度を変え、
デコを隠す姿は
ニンニクを扱うA子と同じだ。

 
これらのちょっとした不便を
お金で解消できたら便利ではないか。
 
 
そんなこんなで、
整形賛成派なのである。

 
頭蓋骨の大きさを変えることはできないが・・・!

 
もう夫にもバレているので、
このデコで生涯過ごそうと思う。
 
 
問題を抱えたままでも、
気にせず元気に生きてはいける。
  

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