婚活を始めたのが遅かったのか、

はたまた実力が足りなかったのか。
 
 
結果が出ぬまま、
30歳を超えた・・・。
 
 
まさか自分が独身で30を迎えるなんて、
夢にも思わなかった。
 
 
ある会での出来事である・・・。

 
自称・婚活マスター(何じゃそれは)の
女性からこんなことを言われた。
 
 
『あなたたちは普通の男性には
売れなかった人たちなのよ』

 
どーん。
返す言葉もない我々。
全員、30代以上の婚活女性だ。

 
今どき聞かないが
クリスマスケーキの例を出し、(25歳以上は売れ残り)
ほうら、30でしょう?
と現実を突きつける。
 
 
でも全然大丈夫!とマスターは笑う。
・・・ど、どう大丈夫なのだ。
 
 
『あなたたちは珍味だから!
普通の人はウケなくても、
珍味好きは必ずいるから♪』
 
 
・・・普通の人にウケないと、
連呼しなくてもいい。

 
一度で十分に胸に刻まれた。
 
 
珍味かぁ・・・・。
茶色のツボに入っている、
ドロドロした謎の物体が浮かんだ。
 
 
あぁ・・・私はあのツボ・・。
確かに好き好んで食べたくはない。
 

ドロドロ好きな男性がいるから、
諦めないで・・・・だと?
 
 
こちとら、
1ミリも諦めてはいない!
 
 
それどころか、
普通の人に売る気満々である。
 


 
この日のことは、
しばらく忘れていた・・・。
 
 

夫と他愛のない会話をしていると、
こんなことを言っていた。
 
 
『俺もB専と言われてたからな〜』
 
 
・・・おい、初めて聞いたぞ?
仲間内ではブス専と呼ばれている彼。
 
 
『あ、でも君は違うから・・・!』
 
 
とってつけたように修正するものの、
時すでに遅し。
もはや何でもいいが。

 
これが婚活マスターの言っていた
珍味好きということか?
 
 
あの茶色のツボに入った謎の物体。
好きな人は好きなのだ。
 
 
珍味な女たちの名誉のために、

 
日本の三大珍味は
ウニ、カラスミ、コノワタ。
高級ラインではないか・・・!
 
 
売れなかったのではない、
売らなかったのだ。
 
 

愛用品シリーズはこちらにまとめてあります♪】