キャリアウーマンA子(アラフォー)は

結婚し、専業主婦へと転身した。


時間を持て余しすぎて
週7でジム通いをしているうちに、


『あなたの身体はすごい・・・!!』


医師がびっくりする、
超・健康体を手に入れたのだ。


身体はみるみる引き締まり、
アスリートのようなボディに。


ゴリゴリの筋肉マンたちからも
一目置かれるようになる。
 

『ウェイト、結構上げてきたねー!!』



入会時は見向きもされなかったが、
彼らの一員と認められたようだ。


美容目的でも運動目的でもないので、
自分でも何を目指しているのか
わからなくなったと言うA子。


『健康で長生きするくらいかしらね・・・』


幸せなことではないか・・・。
全ては健康の土台があってこそ。


こんなパーフェクトボディを持つ彼女が
辿り着いた結論がある。


『どんなに美魔女のオバさんが頑張っても、
若い子には絶対に叶わないと思った〜!』


なんせ週7も通っているので、
様々な人間模様を見ている彼女。


トレーニング後に
風呂にボーッと浸かりながら
たくさんの女体を眺めているうちに、
導き出した結果だという。


『サウナで死にそうになりながら
美顔ローラーしている美魔女とかいるんだけど、
「あつーぃ!」って2分で出て行く
若い子の肌がもうツヤツヤでさ・・・』


極限まで身体を絞ったところで
肝心の肌質が違いすぎるため、
全く別ものとなるという。


『そんなこんなで、
中年女は肉があったほうがいいね〜』


サラッと放つこのセリフにハッとした。


無駄な肉を削ぎ落とした者だけが
言えるセリフではなかろうか。


『細すぎるよりも、肉があったほうがいいよね〜』


一度も痩せたことがないくせに、
こんなことを言っていた私って・・・。


似たような例で
東大卒ママ vs 中卒ママという
討論番組があった。


『学歴は大切なのか?』
というお題にて・・・、


中卒ママは言った。


『関係ない。私はもっと大切なことを教えている』


東大卒ママは言った。


『関係ない。東大でよかったと思うのは、
学歴は関係ないと言えることだ』


この言葉に衝撃を受けた。


学歴があるからこそ、
学歴なんて関係ないと言える重み・・・!


手に入れていない者がいくら
不要論を述べたところで、
説得力に欠けるものがある。


ニートの親族がいるのだが、
彼は常々このような持論を述べる。


『サラリーマンなんて格好悪いじゃない?』


サラリーマンになったこともないし、
雇われることすら困難であろう。


手に入れてないものは
食わず嫌いな現象が起こる。


彼氏が何年もいない同僚がこういった。


『結婚なんて、いい話聞かないじゃない?』


いい話を言えないだけで、
同じような現象である。


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何かを否定したいときは、
自分も経験してから考えを述べたいものだ。
違った景色が見えてくる・・・。