『昨夜、大事故に遭ったわ・・・!』


くたびれたA子が現れた。
いいなと思った男性に誘われたので、
食事に行ったとのこと・・・。


何事もなく1軒目が終わり、
2軒目に行こうとの話に。
ここまでは問題がなかった。


雰囲気のいいバーに連れていかれ、
急に彼ののスイッチが入る。


終電がなくなるから帰るという彼女を
無理やり引き止めて帰さない。


『今夜は泊まろう!』の一点張り。
テコでも動かない頑固さだ。


終電の時間はますます迫り、
なんとかお会計に持ち込んだ。


彼はヘソを曲げたのか、
財布を出そうとしない。


早く帰りたいA子は、
仕方なく2人分の会計をした。


1杯しか飲んでいないのに、
9000円を支払うハメに。


無駄にお洒落な店で、
手痛い出費である。


駅に向かう道でも
彼はグチグチとしつこい。


まだ家に来い!家に来い!と
諦めずに誘ってくる。


しまいには嫌味たっぷりな
口調で このように述べた。


『ふーん、そうやっていつも帰っているんだ?
何?3回目ならOKとか決めてんの?定番だね』



ただ家に帰りたいだけのA子に
悲があるとばかりに、
あれこれと責め立てる男。


本当に一緒にいたければ、
自ら終電など逃すであろう・・・。


こんなセリフを吐く時点で
3回目でも5回目でもナシじゃい。


女性に断られているだけなのに
相手を責めるなんて
お門違いにもほどがある。


このいざこざにより
本当に終電がなくなり、
仕方なく友人の家へ泊まったA子。


翌日、心身ともにボロボロの姿で
我々の前に現れた。


誰からも誘いがなければ
心が攻撃されることなく、
無傷で元気に生きられる。


美女が歩けば、事故に当たる。
デート案件が増えてくると、
一定数の危険生物には遭遇する。


いい思いもする分、
事件の振り幅も大きい。


色々あってこそ、女の人生・・・!


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