昨日触れたのだが、
職場に『超』がつくほどの
ブリッコ(以下・ブリ子)がいた。


会話の中に
『ピヨピヨ』や『プンプン!』
などの人間が通常、
使用することはない擬声語が混じる。


いつもクネクネ、ブリブリ。


彼女はアラフォー、
立派な大人である。


頭の中がお花畑になっているようで、
一緒に仕事をしている女性が
とうとう病んでしまった。


『もう耐えられない・・・!
席を移動させてください・・・』


近くの席にいた人間がギブアップ。
見ていられない程に成長したブリ子。


そんなブリ子と
社内での忘年会の時のこと・・・。


ここから先は伝聞である。


『パスタが食べたぁぃぃ~!
お腹すぅいたぁぁ~!!』


乾杯すらまだであるのに、
今すぐパスタをよこせと騒ぎ出した。


あまりにも激しいので
見かねた同僚が先にオーダー。


キャッキャキャッキャ、
ブリブリブリブリ!!


一通りブリブリ行為をこなすと、
彼女は頬杖をついて天を仰いだ。


電池が切れたのか・・・?


人が話していても、
天井をぼーっと眺めて
目の焦点が合わない・・・。


皆が前菜をつまむ中、
彼女は1人でパスタを食し、
ずっとスマホをいじり続けている。


合コンには連れていけない・・・!


チームワークのかけらも
発揮してくれないだろう。


さらに終電を逃したようで
大声で騒ぎ出した。


『あぁぁん!終電がないよぉぉぉ!』


何を思ったのか、
男性社員が一言。


『じゃ、皆でタクシー代を出そうよ!』


その場にいた女子社員たちは硬直。


無理に引きとめて、
時間が経ったのではない。


終電とは各々の判断で
管理するものである。


ブリ子の家はかなり遠い。
誰よりも慎重に
電車を気にせねばならないだろう。


しかも彼女、
一滴もお酒を飲んでいない。


ならばせめて、
時計くらいは見てくれ・・・!


なんと全く関係ない男性が
出資する羽目となった。
とんだとばっちりである。


『皆でタクシー代、出そうよ!』
一番に名乗り出た男はどこ吹く風。
こやつの罪は重い。


出そうと言い出したならば、
お前が責任を取ってくれ。
格好悪いではないか。


『ブリ子とは絶対、
一緒に婚活したくないわ・・・!』


居合わせた女性たちが呆れていた。
どんな時も婚活目線で見てしまう我々。


戦力になるかならないかで判断(←職業病)。
ちなみに男性社員から見たら、


『ブリ子、頑張っているよね!』
好意的なので女の目線は厳しいのね・・・。


ちなみにブリ子はすでに
結婚を済ませたバツイチである。


本気を出したら、
戦闘力が高いのかもしれない。


一切の女子人気を捨てる潔さ・・・!


女性に好かれたところで
生活は助けてくれないので
身を挺して男性人気を取りにいったほうが
メリットはあるであった。


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