産後支援の一環で、
派手な美人・A子さん(50代)が
我が家にやってきた。
 

家事や育児を手伝ってくれるプロである。 


若き日のデヴィ夫人のような
華やかな風貌のため、
家庭のイメージが全く湧かない・・・。

 
この人が赤ちゃんの世話を!?
想像がつかないと思いきや・・・、


優しく息子に話しかけ抱き上げる姿は
ベテラン母さんそのもの。


『何を食べたい?料理は任せてね!
特に和食は大得意だから!』


パワーワード・和食は大得意・・・!
惚れてしまう〜。

 
狭い台所で手際よく料理開始。


リクエストの品を完璧に作り上げ、
味も最高ではないか・・・泣ける。
 

A子さんと結婚がしたい!!


『何を言ってるのよ~♡
私はこれしか取り柄がないからね〜!』


いやいやいや!
この取り柄こそ最強ですってば。


他人の子どもの面倒をみたり、
美味しいと言われる
料理を作れるだろうか?

 
それもお金を貰えるレベルで・・・
絶対に無理だ。

 
ーーー

 
同じオカンパワーを持つ、
友人B子(アラフォー)がいる。


彼女は人の世話が大好きで、
一切の見返りがない。


自分の子ども達を学校に見送ったあと、
1時間かけて自転車で来てくれた。


A子さん同様、
私のリクエストを聞いて
サクサクと料理を開始。


どんなレシピでも
体が覚えている様子。 


しかもB子はビジネスではなく、
友人なので完全無料サービス。


『子育て大変でしょ~!
美味しいって言ってくれるだけで嬉しいよ!』


無償の愛・・・心の友よ〜!好き。


B子は20歳くらいの時から
一人暮らしをしていた。


三食自炊をして家賃を払いながら、
結構な貯金も貯めていたしっかり者である。


A子さんとB子の共通点として、
こんな口癖をよく聞いた。
 

『お腹空いてない?なんか作ろうか~?』


作るのが大好き!
喜んでもらうのが大好き!
愛がダダ漏れている。


料理なんてできなくても結婚できる!
・・・と思ってはいたが、
家事力の高い者は地上最強なのでは。
 

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時を同じくしてC子(実家暮らし)
からメールがきた。


『私、料理教室に通うことにしたの!』


・・・嫌な予感がした。
まさか婚活のための自分磨きでは!?


好きで通うのはもちろん結構だが、
自炊をしたほうが腕は上がる・・・と返信。


『ヤバイ!皆に発表するつもりだったよ・・・!』


やはりー!
危ない、危ない。


家事をしないアラフォー女子が 
料理教室に通い出したところで、


『うわぁ~!女子力高いね~!』
なんてならない。


ちなみに私も
全く料理をしなかったので、
話題にすら出さなかった。
(もれなく料理教室も通った) 


弱みを一切、
見せないことも婚活・・・。



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