ネット婚活中のA子(アラサー)が
最近の傾向を述べた。

『二言目には、お茶をしよう!って人が多いの!』

メールのやり取りをして
いざ『会おう!』となると
なぜか『お茶』を指定される。

昼間の時間ならばともかく、
平日の19時に待ち合わせてのお茶・・。

そこは食事でもいい時間帯に思えるが、
彼なりの考えがあるのだろう。

①いきなりお酒だと女性が警戒しないように・・。
②いきなりお酒だと出費が痛いから・・。
③タイプでない女性が来た時、すぐ切り上げられる。

おそらく②か③・・。
ネガティブな理由である。

〜〜 

ある男性と面会の日は決まったが、
スケジュールが変更となった。

『じゃ、来週にでもお茶しましょう!』
とにかくお茶推しの彼。

ホテルのラウンジでもなく、
駅前のチェーン店にて開催。

混雑により30分ほど立って待つというスタートだ。
幸先は暗い・・。

この日はランチタイムであったが、
やはりお茶のみの彼。

なんと5時間も話し込んだというのだ。

お茶ってさ、ものすごく深い話までいくのよ!
食事みたいに気を散らすものもないし』

なるほど・・!

『喋る』しかすることがないのだ。
話に集中できるメリットはある。 

食べるものもなければ、
手を動かすこともないし
目をそらす対象物もない・・。

相手を見たままなので、
眉間が痛くなったという彼女・・。 

酒の力で盛り上がったように感じて、
スッカスカのトークをするよりは
人となりは知れるようだ。

初対面の人と5時間・・
さすがに疲れて、解散となったが、

もう帰っちゃうんですか?』

お茶をプッシュしてきた彼だが、
お茶が終わるとゴネ出したのだ。

眉間の痛みも限界を超え、
早く解放してほしい彼女。

駅の改札で帰る、帰らないの押し問答を
30分ほど繰り広げ、疲労はMaxに。

ようやく解放されて帰路につくと、
彼からメールがやってきた。

『今日はこんなことになって残念です。
もう会うこともないので、連絡先を消してください』

なんのこっちゃ・・!
 
ただ解散しただけで、絶縁宣言。
彼女は素直に、連絡先を削除したのだ。

0

数ヶ月後・・。

見知らぬ番号から鬼のように着信があった。
それも数十件も。

さらにショートメールが・・。

『●●です。話があるので電話しましょう』

あの時の男性ではないか。
今さら一体、何の用事があるのだ。

何の用ですか?と返信しても、
『冷たいですね、話をしましょう』
とにかく電話をと譲らない。

仕方ないので話すことに。
鬼電の主は、やはり彼なのであった。

番号を登録していなかったので
わからなかったと告げると、

『ええ!?番号消したんですか!?登録してください!』

おいおい、連絡先を消してくれと
頼んできたのはお前だろう。

登録はわかった、では用件は何なのだ?
彼は堂々とこう言った。

『とくに用事はないんだけど・・』

ないんかーい!

あの鬼気迫る電話とショートメールは一体・・。
何だかゴニョゴニョと歯切れも悪い。

『じゃぁ今度、またお茶でもしましょう』

今度はA子自身がついつい
『お茶』と言ってしまった。

彼からの回答は、
『断ります』

熱が出そうだ・・。
流れ弾に当たった気分である。

本気で会いたいわけがないだろう。
社交辞令じゃい!

5時間も話しても、わからなかった・・。
要因は疲れだと分析する。

『眉間の痛さで、最後はトランス状態だったわ。
お茶は2時間までに限る!!』

何事も過ぎたるは及ばざるが如し。
疲れる前に撤収を!



無題     




    
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