恐怖の婚活回想記

怒涛の婚活時代を振り返り、その恐怖と反省を綴ります。

A子(アラフォー)が神に懺悔していた。友人に被害を与えてしまったようだ。    合コンの依頼があったので、 独身女子を集めることにしたA子。    まず目に飛び込んできたのは、 漫画に出てくるようなチンピラたちであった。    金髪に太いチェーンのネックレ
A子(アラフォー)が
神に懺悔していた。


友人に被害を
与えてしまったようだ。
 
 
合コンの依頼があったので、
独身女子を集めることにしたA子。
 
 
まず目に飛び込んできたのは、
漫画に出てくるような
チンピラたちであった。
 
 
金髪に太いチェーンの
ネックレス。

 
小太りで清潔感ゼロの、
非イケメン。
 
 
ヤニで黄色く染まった歯は
暗闇でもはっきりと見てとれた。 
 
 
一目見るなり
脳内で警報が鳴ったが、
逃げるわけにもいかず、
恐る恐る着席。

 
人は見た目ではない・・・!
そう信じて。

 
自己紹介が始まった。
チンピラは頑として名乗らない。

 
『フォーって呼んで。皆がそう呼ぶから』
 
 
一同、シーン・・・。
静寂が流れた。


あだ名の由来も
語ろうとはしない。

 
俺の個人情報を詮索するなよ?

 
高圧的な態度なので
望む名で呼ぶことにした。

 
どうやら彼、
バツイチ子持ちのようだ。


誰も興味はないが、
離婚理由を聞いてみると・・・。
 
 
『オンナ・カネ・ギャンブル』

 
ドヤ顔で、堂々と答える。
その声に反応する者はいなかった。
 
 
この凍りついた空気、
どうしてくれよう。
さらに彼は付け加えた。

 
『俺、王様扱いしてくれる女
じゃないと無理なんだよねー!
外にオンナ作っても、
黙って待ってるような!』

 
・・・念の為、
もう一度いっておく。

 
彼のルックスは、下の中。

 
どの面下げて、
こんな恥ずかしい台詞をー!


いや、イケメンでもアウトだ。
王様に謝れ。


その後も女性陣に向かって


『何でその歳まで、
結婚できなかったのー?』


などと、失礼な質問を連発。

 
彼女たちは大人の対応でやり過ごした、
心の中で死ねと唱えながら。
 
 
メンバーの中には婚約破棄の
荒波を乗り越え、
久々に婚活界に
返り咲いた女子もいた。

 
再デビュー戦が、
悲惨なスタートで申し訳ない・・・!
 
 
『これは交通事故であり、
滅多にないから!』
 
 
今後のやる気に影響が出ないように、
レアケースだと熱弁させて頂いた。
 
 
一応、最後は全員で
LINE交換したそうな。

 
すると、知らない男が画面に出てきた。
『山田 太郎(仮名)』 と書いてある。
 
 
あれほど、
皆に『フォー』と呼んでくれと
豪語していた男の本名であった。
 
 
辻褄を合せて、
そこも 『フォー』 にしておいてくれよ・・・。
 
 
そんなことを突っ込めるほどの
間柄には到達しないまま、解散となる。

 
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散々ではあったが
女子の結束が固まったことと
ネタを提供してくれたことが、
不幸中の幸いであった。


そして、人は見た目が9割。
 

意外と当たってるんだな。


友人A子が結婚相談所で活動を始めた。 現代にしては珍しいシステムを採用しており、 希望の人に申し込んだり、 申し込まれたりという作業はなし。 仲人さんがランダムでお見合いを組んでくれるのだ。  もちろん、ある程度の希望は聞いてくれる。 年齢はこ
友人A子が
結婚相談所で活動を始めた。


現代にしては珍しい
システムを採用しており、
希望の人に申し込んだり、
申し込まれたりという作業はなし。


仲人さんがランダムで
お見合いを組んでくれるのだ。

 
もちろん、ある程度の
希望は聞いてくれる。


年齢はこれくらい、
年収はこれくらい・・・など。

 
運試し的な要素があって、
面白そうだ!
 
 
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・・・さて、
記念すべきお見合い一発目。


36歳までと伝えたはずなのだが、
40オーバーの男性が現れた。


彼女にとっては
年齢の1歳は大きい。

 
中1と中3くらいの
違いを感じていた。


婚活界では
36歳と40歳代というのは、
86歳と90歳代くらいの
誤差とカウントしているのだな・・・。


『こんにちは!』


彼女が挨拶するも、
彼からの応答はない。
嫌な予感がする・・・!


お見合いは始まったものの、
まるで会話の
キャッチボールができない。


挨拶ができないくらいだ、
会話は当然に厳しかろう。

 
何とも言えない
苦しい時間が続いた。


その相談所の独自ルールでは、
お茶代は男性が持つと決まっている。


礼儀として、
会計時に金額を尋ねた。


『あ、2,000円ちょうだい!』


ここだけは堂々と答える彼。
初のキャッチボール成立!


ちなみに、
彼女が頼んだのは1,500円分であった。
割り勘以上を請求されたのだ。


強烈なデビュー戦に加えて、
第二戦も似たような中年男性が現れた。


終始、圧迫面接の
ような苦しい時間・・・。

 
会話のキャッチボールは、
やはり難しい。


もはやここまで・・・!


すると3度目以降に
マトモな男性が出没し始めた。


正確には1度目と
2度目が悲惨すぎたので、
普通に会話ができるだけで
有り難く感じただけか。


これはまさか、
相談所の作戦では・・・!


おそらく1人目と2人目は、
誰とお見合いしても
うまく行くことがない
超・問題物件たちであろう。


しかし彼らにも、
女性を紹介しなければならない。


何も知らない新入りが
犠牲となるのは世の常・・・。


ところがこの2名を
初回にぶつけておけば、
他の会員が引き立ち、
素敵に見える効果が・・・!


不動産屋の戦法にも、
似ている部分がある。


まずはダメ元で、
不人気の物件を見せる。

 
心を打ちのめしたところで、
マトモ物件の登場。


悲惨なものを見たお陰で
心は軽やかになり、契約成立。


全てはスムーズに
決断させるための布石。


また売れ残り物件にも
千載一遇のチャンスを
与えたということで、
双方に使命を果たした気分になれる。


問題点としては捨て駒の
1発目を見せた時に、
相手の心が折れてしまわぬように
丁寧なケアが必要なことか。


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これとは逆に、
最初にいい物件を見る方が不幸。


『最初に見た人が、
一番マトモだった・・・』


よく聞く話である・・・。


何事も、序盤が
悲惨なことは喜ばしいこと。

 
二発目も受けて立とうではないか。
あとは運気が上がるだけだ。


あなたは友人のために 体を張れるだろうか。 歴史に残る美しき友情をご紹介する。 ・・・あれは、チャラい夜であった。 クラブのVIPルームに、 若い女が沢山集められた。 我々は知人男性(40代・医師)の バースデーパーティに呼ばれたのだ。 女たちは寄せ集めの烏合の衆。
あなたは友人のために
体を張れるだろうか。


歴史に残る美しき友情をご紹介する。


・・・あれは、
チャラい夜であった。


クラブのVIPルームに、
若い女が沢山集められた。


我々は知人男性(40代・医師)の
バースデーパーティに呼ばれたのだ。


女たちは寄せ集めの烏合の衆。


主役とも大して
面識がないような、
赤の他人ばかり。


・・・ここで事件が起こる。


友人A子が、
恐怖の面持ちとなった。


『信じられない・・・!アイツがいる!』


目線の先には、
医師たちを接待する1人の中年男が。


なんとA子が10年前に
別れた元彼であった。


彼にはコテンパンにされて、
悲惨な思い出しかないという。


10年も前だし、
きっと私の顔なんて
忘れているよね・・・。


そっと気配を消す我ら。


すると・・・。


男はA子を指さして、
皆の前で大声で叫んだ。


『あっ、スッピンがヤバい奴だー!』


久々に会ったのに、
一言目がそれかいー!


A子と私は驚きで固まってしまう。


そのとき、
バースデーケーキがやってきた。


ここで動いたのが、
友人B子である。


全員が一斉に、
クラッカーを鳴らして祝福。


パンパンと轟音が鳴り響いた。


その刹那、
B子は男の目の前に躍り出た。


そして彼の股間部分に、
クラッカーをピタリと押しあてて、
引き金を引いたのだ。
(※よい子は真似しないで下さい)


突然、知らない女からの急所攻撃。


思いもよらぬ武器である。


あまりの驚きに、
後ろにぶっ飛んだ男。


しかし彼はすぐに気を取り直し、
医師たちのご機嫌取りに向き直った。


股間ダメージから意識をそらすとは、
なかなか仕事熱心な男である。


我々は笑い過ぎて、
酸欠状態になった。


江戸の敵を長崎で討ったのだ。


ふと男の方に目をやると、
彼がまた飛び跳ねた。


それも先ほどの2倍は
飛距離が伸びたように見える。


何が起きたのだ・・・。


B子がいつの間にか彼の背後に回り、
今度は尻の穴に向けて
クラッカーを打ち付けたのだ。


まさかの奇襲攻撃に、
彼は仰天して逃げ惑う。


いつの間にかクラッカーを
大量に入手しており、
前から後ろから、
何度も何度も炸裂させたB子。


風林火山・大爆発である。


クラブということもあり、
会場は爆音に包まれている。


暴漢に襲われている者がいても、
その悲鳴は闇にかき消される。
(実際、遊んでいるように見えた・・・)


恐るべし、チャラい夜である。


A子は呼吸困難になるほど笑い転げ、
無事に成仏したようだ。


この件以来、
B子を改めて尊敬した。


あり物の武器(クラッカー)を使って、
咄嗟の判断で体を動かす機転。


さらに一度だけではなく、
背後から二撃目も加えた。


『ええ!こんなトコまでやってくれるの!?』


と言わせるのが、
一流のサービスである。


顧客の期待をはるかに
上回わる仕事を成した。


男が怪我をしない爆発の威力、
騒がれない場所(クラブ)も
瞬時に算出。


一歩も動けなかった己を恥じた。
この戦いを参考に(していいのか)、
次戦に生かそうと思う。


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本日は読者のA子さんから、お悩み相談をいただきました~♪ご紹介します~!『20代の頃は勉強を優先したり父が癌で亡くなったりして、プライベートが充実しませんでした。30過ぎて転職しましたがなんと今度は兄が癌になり、日本にいないと不安で4か月で退職。同時に2年の片思
本日は読者のA子さんから、
お悩み相談をいただきました~♪


ご紹介します~!


『20代の頃は勉強を優先したり


父が癌で亡くなったりして、
プライベートが充実しませんでした。


30過ぎて転職しましたが
なんと今度は兄が癌になり、
日本にいないと不安で4か月で退職。


同時に2年の片思いに失恋し、
恋愛する気力が無いまま1年。


兄は治療を続けながらも
働いているので、
私も元気になり、
起きてる間はずっと婚活しています!笑


前置きが長くなりましたが、
ここでアドバイス頂きたいです。


婚活アプリで家族の病気、
短期で退職したことなど
書かなかったところ、
実力以上の人気会員に
なってしまいました。


今度デートする条件の良い人も、
職業にかなり反応していたので、
実は数ヶ月ってのが
気が引けてきました。


相手には半年務めたと
微妙に嘘つこうと思ってますが、
なんと答えたら良いと思いますか?


私自身は凄く健康になりましたが、
隠すのは騙しているような気がします。


たまに「体のアレルギーとかある?」
と聞かれ、
やっぱ健康も条件入るよな、、、
いつ言おうと怯える日々です。


厳しいご意見でもかまいませんので、
三重県さんのお話も伺ってみたいです』


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『嘘をつくつもりはないが、
聞かれたら答えよう♪』


くらいの軽い気持ちでいいのでは!?


誰だって体調の悪い家族の1人や2人、
抱えていてもおかしくないですし。


いい感じになってから、
相手のキャラとタイミングを見計らい、
サラリと報告・・・。


ましてや自身が健康ならば、
早々に開示する必要もなく。


友人B子は持病をいつ、
打ち明けるかで悩んでいました。


出会って何度かデートし、
意気投合した男性が登場。


彼に告白されたとき、
正直に病気のことを打ち明けた彼女。


気にしないどころか、
心強い支えとなってくれました!


治療の経過によっては
子どもが望めない可能性もあると、
然るべきタイミングで報告。


子どもが大好きな彼ですが、
B子と一緒にいたい気持ちを優先し、
2人はめでたく結婚。


妊娠報告を聞いたときは
嬉しすぎて、
心臓がバクバクしましたわ。


いつか話さないといけないことは、
タイミングが命!


早すぎても縁を逃すし、
遅すぎても信頼問題に発展。


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職業に関しては、
一気に扱いが軽くなりますな。


婚活仲間C子は
合コンで職業を聞かれる度に、


『元●●(←大手企業)の受付ですぅ♪』
となぜだか前職を発表。


今は何を・・・?
当然の突っ込みに対しても、


『マイナーすぎて、
言ってもわかんないしぃ~♪』


堂々と貫き通しました。
大物である。


4ヶ月で退社したことを
ネガティブなことに捉えず、
人生経験の一つとして
話題に生かせたら幸いです。


職業に食いついている雰囲気なら、
『もう辞めちゃって!』
とサラッと申告。


なる早で知らせてやったほうが
双方ハッピーですわ。



優木まおみさんが婚活テクを伝授し、一般女性(33)が実践するという番組があった。ハードルが高い内容だが、ご紹介〜。ちゃんとカップリングしていた!①とにかく目を離すな!『恋愛は狩りです!!』力強く仰る優木さん。ライオンがシマウマを狙う際、別のシマウマと迷った
優木まおみさんが婚活テクを伝授し、
一般女性(33)が
実践するという番組があった。


ハードルが高い内容だが、ご紹介〜。
ちゃんとカップリングしていた!


①とにかく目を離すな!


『恋愛は狩りです!!』
力強く仰る優木さん。


ライオンがシマウマを狙う際、
別のシマウマと迷った瞬間、
逃げられる。


ターゲットからは
目を離してはならぬ。


握手会でも実線しているようで、
次のお客を一切、
意識しないそうだ。


なんてプロ意識よ!


『あ、もう次の人を見てるな』


と目の前の彼にバレぬよう、
視界から消えるまで見つめ続ける。
(完全に去った途端、パッと切り替える)


優木さんだとドキッとしたが、
一般人が試すと賛否両論であった。


『怖い』
『誠実でいい人っぽい』


そうか、
握手会は自分のファン「しか」来ず、
数十秒という制約があるから
有効であったか・・・!
 

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②照れながら『調子狂っちゃう♡』と言う


これもまた難易度高し・・・!


あなたの前だからドキドキしちゃうと
暗にアピールする作戦である。


番組の一般女子は
見事に使いこなしていた。


目当ての男性にワインを注ぐその刹那、
コルクがついたままで中身が
出ないという失敗を叩き出す。


『私、いつもこんなんじゃないのに、
●●さんの前だと調子狂っちゃう・・・』


キレイに決まったーー!
可愛い!


地味にウケたのが、
男性の返答が『なるほど』であった。


瞬発的に肯定していて、
お前さんも可愛いな・・・。


『特定の人の前だと
緊張しちゃうのかな、
いい印象を受けました!』
と、この男性はコメントしていた。


特定の人じゃないんだけどねぇ・・・と
番組MCの声が控えめに挿入される・・・。


乱れ打ちでも、
みんなハッピーだ。


③唇タッチでトドメを刺せ!


自分の唇を触るもよし、
優木さんがプッシュしていたのは
『相手の唇を触ること』である。


それは無理があるだろう・・・!


初対面の相手の唇なんぞ、
触る用事が思いつかぬ。


『何かついてますよー?』


指で拭ってやるのだ、
何もついちゃいない唇から
ミクロ単位のホコリや異物を・・・。


G難度の大技である。


『ドキッとするけど、
百戦錬磨感がすごい』


番組MCはやや怪訝そうであったが、
ターゲット男性には好感触であった。

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以上3テクニック、
現役時代にどれも使ったことがない。


むしろ真逆に近かったような・・・!


隙を見せず、強がり、
目に見えないバリアを張り巡らせる。
・・・結果、苦戦したな。


『絶対、こんなことできない!』
と思い込んでいる部分に勝算アリ。


今うまくいっていないということは、
今のやり方ではアカンということだ。


『普段しないことばかりだから、
自分の殻を破れました!』


成功者の弁であった。


それはそれは血気盛んな20代の頃。私の脳内は『結婚』で支配されていた。 次々と結婚が決まっていく友を見ては 、自分だけがうまくいかないと凹む日々。 私の苦悩を聞いてくれ!結婚がしたい、とにかく結婚がしたいのだ。 ある日の女子会にて、 既婚&結婚が決まった友人た
それはそれは
血気盛んな20代の頃。


私の脳内は『結婚』で
支配されていた。


次々と結婚が決まっていく
友を見ては 、
自分だけがうまくいかないと
凹む日々。


私の苦悩を聞いてくれ!


結婚がしたい、
とにかく結婚がしたいのだ。 


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ある日の女子会にて、
既婚&結婚が決まった友人たちに
本気で困っていると相談した。


『え~!?
大丈夫でしょう、そんなの!
彼氏なんてすぐできるよ!
そういえば、
私の子供なんだけどさ・・・』


まるで心配していない友人。
私は諦めずに、
婚活がうまくいかないと伝える。


『大丈夫だよ、
すぐにできるよ!
そういえば、
私の結婚式なんだけど・・・』


別の友にも
まったく響かない。


生きるステージが
変わってしまった。 


もう昔のように
頼ることすらできないのか。 


友人すら失ったような、
寂しい感覚に。


私は、何も持たざる者!


帰り道に何だか切なくなった。
方向が同じはずの友人は、
既に同居を始めた婚約者の元へ。


家路ですら、私は一人か。
電気が点いていない部屋に一人。


 いや、独身が一人だけいるぞ。


しかも方向も同じだ・・・
私は一人じゃない!


 頼みの綱と電車に乗ろうとしたら、


 『じゃ、またね♪』
と明るく言われた。


ん?家は逆方向だろう。
私と同じ電車ではないのか。


『ごめ~ん、
彼(婚約者)の家に泊まりにいくの~♪』


しばし呆然と
ホームに立ち尽くす私。


世の中全てに、
見捨てられてしまった。


もう頼れるのは己のみ。 


ここにいても、
自分が惨めになるだけ。


私はグループから数年間、
ふんわり姿をくらませた。 


子や結婚に関する
連絡は全く返さず、
消えた女に。


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現金なもので
心にゆとりが戻るやいなや
シレっと友の輪に戻った私。


 『そのうち戻ってくると思って、
待ってたよ~♪』


さして気にしていないどころか、
ネタ扱いでサラっと受け入れる彼女たち。


30代にもなってくると、
やれ離婚だ、介護だ、子供の非行だ・・・。


全員が問題を
抱えていない時期はなかった。


平和そうな家庭でも、
きっと色々あるはず。


被害妄想だったのは、私だけ。
伊集院静氏の名言を思い出した。


『人はそれぞれ事情を抱え、
平然と生きている』


現在、消えた友が数名いるが
そのうち戻ってくると確信している。


そして幸せに見える家庭だって
色々と暗い事情を抱えていること、
ようやく理解したわい。

『人生に結婚は必要か』このようなテーマの番組が始まった。不必要など考えたこともなく、結婚願望の化身だった私・・・!さてさて、内容やいかに。 あえて独身を貫いている、売れっ子芸人は(男性)・・・『結婚はしようと思えばいつでもできる!わざわざ苦労をしたくない
『人生に結婚は必要か』


このようなテーマの番組が始まった。


不必要など考えたこともなく、
結婚願望の化身だった私・・・!


さてさて、内容やいかに。

 
あえて独身を貫いている、
売れっ子芸人は(男性)・・・


『結婚はしようと思えば
いつでもできる!
わざわざ苦労をしたくない』


王者の発言・・・!
そうだよな、
選べる立場だもの。


しようと思えば
相手はいくらでもいる。

 
そして若い子を選ぶのだろう
・・・と勝手に推測。


既婚の芸能人たちは、
結婚はこんなにいいよ!

 
あの手この手で、
独身チームに訴える。


独身の彼は、


『僕のこと好きになるのは、
お金目当てですからね。
自分の力よりも
いい人と出会えるので、
それでもいいんです』


お金も自身の魅力だと
ちゃんとわかっている。

 
ここで既婚芸能人が、
独自の見解を述べた。


『1億円持っているから好き!
は嬉しくないが、
あなたは1億円を稼ぐ力が
あるから好き!は嬉しい。
未来の才能を認めるお金目当ては、
怖くないよね♪』


これには、独身芸人も
まんざらでもないようだ。


『そんなこと言われたら、
すごい嬉しいですね!』


・・・その瞬間、
婚活中の友人からLINEがきた。


『このセリフ、今後使おうと思うわ!』


同じ番組を見ている・・・!
ちなみに彼女、
筋金入りの贅沢好きだ。


その後も『結婚は素晴らしい』
プレゼンは続いたが、
独身チームの心が
大きく動くことはなかった・・・。


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何かの記事で、
結婚は男女が盛り上がって
するものではなく、
男に『してもらうもの』である
・・・と見た。


薄々感じてはいたが、
そうであったか。
いい男たちが
ヒエラルキーのトップにいた。


美人モデルですら、


『結婚してよかったことは、
結婚できるのかなと
思わなくてよかったことです』


美女がこんな弱気では、
世の女はどうしたらいいのか・・・。


せめて誰と結婚するのか
楽みがなくなったのが
デメリットですね~。
くらいの強気でいてくれ!


私が結婚して
よかったと思うことは・・
『合コン(婚活)に行かなくてもいいこと』である。


モデルとは程遠い身だが、
同じような感覚だけは
持ち合わせていた。 


一般人たるもの、
気持ちくらいは強くありたい・・・!

『A子ちゃんって、すごい神対応だったの!』A子と一緒に合コンに行った、B子が感動していた。どんな男性にも優しく平等に話しかけるA子を見て、度肝を抜かされたそうな。・・・それしきのこと、当たり前ではないかー!!A子もB子もアラフォー、立派なオトナの女である。つま
『A子ちゃんって、
すごい神対応だったの!』


A子と一緒に合コンに行った、
B子が感動していた。


どんな男性にも優しく
平等に話しかけるA子を見て、


度肝を抜かされたそうな。


・・・それしきのこと、
当たり前ではないかー!!


A子もB子もアラフォー、
立派なオトナの女である。


つまらない場だと顔に出やすい
B子にとって、
衝撃的であったようだ。


・・・神と呼ばれたA子だって、
最初からプロではなかった。


若い頃は尖ったナイフよろしく、
高飛車な女・出身。


気に入らなければ、
喋らない、顔に出す、
払わない、平気で帰る。


そんな荒くれ者も、
30を超えて人間となった。

若き日のA子を知る者にとっては、
驚愕の変身だ。




今や人間を超えて、
神と呼ばれるほどに昇格。


そんな本人は意識して
いい人活動を
やっているとのこと。


『神対応って
いくらでもできるって
気付いた。
そうしたら、
誘われる数が格段に増えた!』



自身も手応えを感じており、
この戦法でいこうと
方向性を決めたようだ。



しかし荒くれ者から
人間への変革期には、
苦労していたのを知っている。


上からしか見えなかった
目線を下ろし、
己の性格を全て
封印すべきかと葛藤していた。

自身のキャラ設定に迷い、

若い頃のようにオラオラ系で
自分らしく
突き進むべきかとも悩んだ。


しかし数々の現場をこなすうちに、
自我を失わずに神対応の女へと
華麗なる変貌を遂げた。

・・・すると、
スランプであった恋も
順調に動き出したのだ。
そして結婚・・・。 
 
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そんなA子には、
手本となる女性がいた。


『C子ちゃんが神対応でさ、
私もああならなきゃ!って思ったの』



いい女の友だちを
持つのは大事なのね〜、
己の成長を助けてくれる。


・・・そんなC子も
若い頃は荒くれ者であったぞ。




アラサー頃から人間デビュー、
そして神への仲間入りを果たす。

みんな通る道が同じであった・・・。


伝統芸能が若い世代に
代々受け継がれているようである。


ところが最近は、
早いうちから神対応女子が急増中。


荒くれ者のアラフォー世代を見て、
あのようになってはいけない!と
反面教師にしているのかもしれない。
 


30超えたら、
せめて人間にはなりたいものだ。


後には強力な後輩たちが控えている。
荒れていては勝負にならん。


公務員の男性と食事に行くことになった。彼が予約していたのはチェーン居酒屋。盛り上がらない会話が続き、もう飲むしかない・・!メニューを見てみると、変わったカクテルがずらりと並んでいる。よし、これらを飲んでいこう。すると彼から、強い口調で制された。『ボトルで
公務員の男性と
食事に行くことになった。


彼が予約していたのは
チェーン居酒屋。


盛り上がらない会話が続き、
もう飲むしかない・・!


メニューを見てみると、
変わったカクテルが
ずらりと並んでいる。


よし、
これらを飲んでいこう。


すると彼から、
強い口調で制された。


『ボトルで頼んだほうがいいよ!』


私はこれが飲みたいと
言うもまったく聞かず、
ひたすらワインボトルを
プッシュしてくる。


仕方なく指示に従うことに。 


一体なぜ・・・と思ったのだが、
カラクリはすぐに解けた。


1杯680円のカクテルよりも、
2000円のボトルで
会計を抑えたい雰囲気だ。


非常に嫌な予感がする・・・!


私の食べたいものは
一切頼んでくれず、
価格の安いものから
2品だけオーダーした彼。


以降は何も注文しない、
ひもじい時間が続いた。


『俺、胸の大きい子が好きなんだよね!』


この冷えきった空気の中、
乳がデカいのが好き発言を
何の脈絡もなくブチ込んでくるとは・・・!


その情報、不要ー! 


確実に時間の無駄シリーズだ。
脳内警報が激しく鳴った。


次の瞬間、
信じられない一言を放つ。


『君は、胸が大きいよねー!』


ええっ!?
ちなみに私は貧乳まな板、
なんという節穴プレイよ。
 

こう言えば喜ぶと
思ったのだろうか・・・。 
誰も幸せになれない結末である。


ブスを可愛いと言うなら
基準は曖昧だが、
小さいものを大きいと
言うのは無理がある。


小は小、大は大だ!


さらに彼はこの後、
一緒に散歩がしたいと騒ぎ出した。


この空気、
少しでもいいから読んでくれ!
解散以外の選択肢はなかろうに。 
 

先には暗黒しか見えない・・・。
早くリレミトを唱えたい!!


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会計は5000円であった。
彼はクーポンを取り出し、
1000円引きとなった。


クーポンにも驚かないぞ、
想定内だ。


『じゃ、1000円でいいよ!(ドヤ)


・・・驚かないぞ、
想定内だ。
 

いや、彼ほどの者が
割り勘にしないとは、
ありがとう!
今日はいい日かもしれない!


さっさとお金を払い、
一目散に出口へと走った。


なんという開放感、
TOKYOの汚れた空気がおいしい!


彼はスタスタと先に歩き出した。


どこかに散歩したいと
言っていたな・・・。


彼の背中を確認した瞬間、
私は反対方向へとステップを踏んだ。


ついてくると思った女が
踵を返したことに気付いたが、
特に反応もなかった。


薄い、薄い、
関係は終わったのである・・・。


金額を抑えたかったら、
サイゼリアで豪遊できたではないか。


背伸びして予算以上の場所で
ケチケチしても、楽しめんぞ。


テレビを見ていたら、
『クーポン男が嫌だ!』
との憤る女たちの姿見て、
ふと彼のことを思い出した。


私が男であったら、
そんなしょうもないキッカケで
メモリー内から引き出されたくはない。


クーポンが悪い訳ではない、
全体的に心が荒んだ時間だった。


せめて満腹だったら、
また違う展開だったはず。